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初心者が失敗しない北海道移住ガイド_札幌近郊がオススメな理由

 

1時間も満員電車に揺られながら「事情が許せば北海道に移住したい」と思っている方はいませんか?

夏の美瑛や富良野の景色にあこがれて、移住を試みたとしても、現実はそう甘くはありません。時に過酷な大自然、交通機関、仕事、雪や寒さとの格闘・・・。

この記事は、北海道移住を考える初心者の方が「ちょうど良い」引越し先を見つけ、「ちょうど良い」生活環境を手に入れるためにお役に立ちたいと思い書いてみました。

あなたが今、ご覧になっているブログは、札幌市のすぐ隣にある江別市というまちの市民グループによるブログサイトです。

良いことばかり並べたてるつもりはありませんので、実際に住んでいる私たちの生の言葉に少し耳を傾けてみてください。

まずは、観光サイトには無い、正しい北海道紹介を読んでいただいた後に、北海道初心者がどこに移住すれば無理の無い北海道生活をスタートさせることができるのかを、考えてみます。

 

もくじ

1 北海道の四季と生活の中の自然

画像出典/写真AC

北海道は日本の中でも、東北地方とともに最も四季がはっきりしている地域といえるでしょう。

1年の季節の移ろいを各月の平均気温とともに見てみましょう。

 

1)北海道の各月の気候(札幌市周辺)

4月(春)/平均気温は約7度前後。最低気温は氷点下になることもあり、中旬くらいまでは雪が降ることもあります。

5月(春)/平均気温は13度前後。4月下旬~5月上旬にサクラが咲きます。桜が散る頃にタンポポが満開になります。

6月(初夏)/平均気温は15度前後。暖かい日には半袖になれますが、朝晩は長袖や上着が必要です。多くの小学校では運動会シーズンです。

7月(夏)/平均気温は19度前後。海水浴場がオープンします。25日頃から小中学校の夏休みです。

8月(夏)/平均気温は22度前後。北海道の海水浴はお盆までが常識的な範囲。お盆を過ぎると夜に外出するときには長袖が欲しくなります。

9月(晩夏・初秋)/平均気温は18度前後。下旬になると木々が色づきはじめます。

10月(秋)/平均気温9度前後。秋真っ盛り。下旬には初雪が観測されます。

11月(晩秋・初冬)/平均気温0度前後。上旬にイチョウが一斉落葉します。車はそろそろ冬タイヤの準備。

12月(冬)/平均気温マイナス3度前後。雪が積もり始めます。

1月(冬)/平均気温マイナス6度前後。1月下旬~2月上旬にかけて最も寒い時期になります。

2月(冬)/平均気温マイナス4度前後。降り積もった雪の堆積量(積雪量)がピークを迎えます。

3月(晩冬・初春)/平均気温0度前後。下旬には晴天の日が増え、雪は雨に変わります。

 

2)北海道に梅雨は無い

北海道には梅雨が無いといわれています。本州に梅雨をもたらす梅雨前線は北海道付近まで北上すると消えることが多く、これが停滞することはないそうです。

ただし、北海道でも夏が来る前に雨の日が多くなる現象はあり、これを「えぞ梅雨」と呼んでいます。

とはいえ、カビの発生や洗濯物が乾かないなど、湿気に悩まされることはほとんどありません。

 

3)北海道の夏~夜はクーラー不要

北海道の夏の暑さは扇風機でどうにかなる程度_画像出典/写真AC

北海道で夏らしい季節は、7月と8月の2か月。そのうち暑苦しいと感じるのは、わずか1か月程度です。
そのため、クーラーは、北海道の一般家庭では、あまり普及しておらず、扇風機で暑さをしのぐのが一般的です。夜間の気温が25度以上のいわゆる「熱帯夜」となることはめったにありません(数十年に1度くらいの頻度)ので、部屋の風通しを良くしていれば寝られます。

暑さが苦手な人は、この1点だけ考えても、北海道に住む価値はありそうですね。

 

4)北海道にはゴキブリがいない

北海道にはゴキブリが全くいないわけじゃないですが、一生の間で遭遇することは希です。

運悪く1度くらい遭遇する人はいるかもしれませんが、ほとんどの人は北海道にゴキブリはいないと信じています。

 

5)北海道に住むとスギの花粉症から解放される

北海道では、スギの分布は道南の一部に限られているためスギ花粉症は大きな問題とはなっていません

代わりにシラカバやハンノキという木の花粉による花粉症が発生しますが、大規模にスギが植林された本州と異なり、これらのほとんどが自然林であるため被害規模は小さく、筆者などは全く気にしたことがありません。

 

2 体験してほしい北海道の食べ物の美味しさ

海産物、農産物の美味しさが北海道の大きな魅力のひとつ_画像出典/写真AC

多くの人が「北海道では何を食べても美味しい」と言います。

生まれてからずっと北海道で暮らしている筆者にはピンとこないのですが、どうやら本当のようです。

 

1)北海道の食べ物はなぜ美味しいのか

北海道は食べ物がおいしいといわれますが、本当でしょうか。単に新鮮というだけなら全国どこでも産地に近ければ新鮮な食材が手に入りますね。

そこで、改めて調べてみると、北海道の食材、特に海産物と野菜については次のような理由で美味しいという答えにたどりつきました。

北海道の海産物が美味しい理由

  • 栄養豊富な海流に恵まれている
  • 冷たい海で採れる魚は脂がのっている

野菜北海道の野菜が美味しい理由

  • 寒暖の差が激しい土地で作った野菜はおいしくなる
  • 冬の間、畑を休ませているから地力がある

庶民レベルで享受できる高品質な「食」

東京でも、北海道の食材は手に入りますが、北海道では、地元だからこそ庶民レベルでもこれらが普通に食べることができる、ということなのでしょう。

特に冷凍できない野菜などは採れたてをいただけるのは地元ならではのメリットですね。

旅行者などは、「北海道ではスーパーマーケットが隠れたグルメスポットだ」と言う人もいます。

たしかに地物の海産物は安いですし、北海道を代表するソウルフード「ジンギスカン」を楽しむのにも、道内のスーパーであれば、どこにでも羊の生肉が置いてありますね。

 

3)北海道内で食材地域差はあるのか

飲食店の数や種類では、人口規模が大きい札幌市が圧倒的に恵まれています。

しかし、スーパーマーケットで購入できる食材は、北海道どこへ行ってもほぼ同じで、店舗の規模が同じであれば特別に地域差を感じることはないでしょう。

以上のほか、日頃の食生活を左右する要素としては、農産物直売所、海産物を取り扱う市場等の存在があります。鮮度が命の野菜類は、近くに直売所があると、朝採れ野菜を食卓に並べることができ、幸福感が増しますね。

3 後悔しないために知っておきたい北海道の現実

1)北国では雪かきの負担は大きい

冬は毎日の雪かきが重労働です。若いうちは体力づくりと考えれば、充実感も味わえますが、道路を除雪した後の「置き雪」はとても重たく、高齢者にとっては生活の重荷になります。

毎日、土木作業をしていると考えると、その労働量がイメージできると思います。

雪かきは、一軒家だけでなく集合住宅の場合も必要に迫られることがあります。

特に自家用車を所有していると、駐車場から車を出し入れするために除雪が必要で、除けた雪は、敷地内にうずたかく積み上げ、ひと冬に数回の排雪が必要になります(賃貸だとオーナーが排雪の手配をする)。

このツイートは北海道のものではないかもしれませんが、雪の多い地域では、似たような状況になります。

この除雪の大変さから解放されることだけ考えると、札幌市内の地下鉄駅近くでロードヒーティング付のマンションに住めば解決します。

でも、札幌市内の便利な場所は、家賃は高いし、車で出かけようとすると渋滞に巻き込まれるし、何しにわざわざ北海道に来たのか分からなくなっちゃいそうですよね。
(家賃や渋滞は首都圏の比じゃないので、まったく気にならないという意見もあります。)

 

2)冬の車の運転~誰もが何度も怖い目に遭う

いくら冬用のタイヤとはいえ、踏み固められて氷のようにツルツルの路面を、車が走っていること自体が不思議。冬期間の車の運転でよく起こる現象を列挙してみました。

【北海道における車の運転時の日常】

  • カーブを曲がりきれずにガードレールに突っ込む
  • わだちに車輪を取られてスピンし、中央分離帯に激突する。
  • スリップして坂の途中で立ち往生する。
  • 赤信号で止まれずに交差点に飛び出してしまう。あるいは前の車に衝突する。
  • 積雪で路肩が判別できずに脱輪する。
  • 吹雪で視界が真っ白になる(ホワイトアウト)~止まると追突されるので勘を頼りに進むしかない。
  • 細い生活道路や駐車場などで雪に埋まり脱出できなくなる。

北海道に住むということは、雪と付き合っていかなければならないということなのです。

生まれたときから北海道に住んでいる我々は、すっかり慣れてますけどね。

3)仕事が少ない(らしい)

有効求人倍率は全国平均より低く、2018年11月のデータでは1.23倍。

建設業や製造業、医療・福祉分野などで人手不足といわれていますが、北海道に本社を置く会社が少ないこともあり、なかなか希望する職種に就けないという声も聞きます。

そんな北海道の中でも、仕事は札幌に集中しています。

北海道移住にあたっては、まずは仕事探しに苦労する、と覚悟しておいた方がよさそうです。

なお、東京や大阪に比べてサラリーマンの年収は2割ほど少ないらしいですが、不動産価格がくらべものにならないくらい安いですから、そこそこバランスとれてるんじゃないでしょうかね。

 

4)有名人の公演が極端に少ない

コンサートや演劇などのステージが極端に少ないのも北海道の特徴です。何しろ本州からは海を渡ってこなくちゃなりませんからね。地理的に遠いのはアーティストにとって負担なのですね。

特に、外国から来るミュージシャンは、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・・・そこまで行ったのに札幌は来ないのか!という状況。

そんな寂しさに耐えなければならないのが北海道なのです。

 

4 北海道人の気質、道民風土について

北海道は誰でも受け入れるしがらみのない風土が特徴だといわれています。

北海道はもともと様々な地域から開拓民を受け入れてきたことから、特定の地域の風習に縛られることなく、合理的な北海道ルールのようなものが形成されていきました。

その最たるものが冠婚葬祭でしょうか。

 

1)北海道民の気質全般

様々な地域の出身者が混在していることから、誰もが強い個性を出さずに、ちょうど良い距離感を意識して過ごしているようです。

関西方面の人から見ると、人情味が無いと映るかもしれませんが、それは過干渉にならないように遠慮しているのだと受け取ってください。

男女とも、細かいことにこだわらずにおおらかですが、どちらかというと男性はシャイな人が多く、女性は開放的といわれます。

 

2)北海道における葬儀マナー

北海道では、通夜や告別式に参列する際に、受付で香典を渡すと、その場で中味を確認され香典返しをもらいます。

受付は単なる事務員ですから、よけいな挨拶もせずに、それでおしまい。香典袋に住所・氏名を書いて出すので、後日ハガキが届くことがありますが、本州のように四十九日法要が住んでから香典返しが送られることはありません。

香典の金額は、比較的遠い関係の人で仕方なく参列する場合などは3千円で、そこそこ近い人だと5千円などと割り切った相場となっています。ピン札でも誰も気にしません。

本州では、弔問客は記帳するのが一般的のようですが、北海道では受付の事務担当者が香典袋の記載を見ながら帳簿を作成するという手法をとります。

どこの風習にも偏らないようにしてきた結果、北海道の人は、格式張ったことが嫌いな人種に育ってきたのです。

 

3)北海道における結婚式マナー

北海道の結婚式が会費制というのは有名ですね。

筆者も本州で行われる結婚式に出席したときに、風習の違いに気づき、あわてて会場で祝儀袋を購入したことがあります。

北海道では、案内状の送付時に会費の金額が示されますので、受付時に現金を生で支払います。祝儀を包むのは親戚かごく近しい関係の人に限られます。

返礼品は、多くの場合、席にそっと置かれており、本州のように、帰りに鍋や食器などのかさばるお返しを両手いっぱいにもらうようなことはありません。

 

4)近所づきあい

前記の冠婚葬祭の北海道ルールを除けば、謎のしきたりや暗黙の風習に悩まされることは全くないといって良いでしょう。

日本人としてごく常識的に振る舞っていれば困ることはいっさいありません。

前述のとおり、北海道は移民の集まりなのですから。

 

5 北海道移住ビギナー(初心者)には「札幌市近郊」がおすすめ

1)北海道は想像以上に広い

北海道は、日本の国土の約5分の1を占めています。その広さは九州+中国地方+四国3県分の面積に匹敵します。

ですから、一概に北海道移住といっても、どこに住むかで、環境はまるで違います。

例えば根室から札幌までは400キロ以上あります。これは東京から仙台へ行くより遠い距離なんです。

「次のガソリンスタンドまで90キロ」とか「イオンまで110キロ」なんて看板が存在するほど北海道は広いのです。

いきなりそんな場所に、北海道移住初心者の方が放り投げられたらと思うと、我々道産子は心配でなりません。

2)冬の厳しさも札幌市近郊なら何とかなる

市街地でも吹雪くと屋外の移動はツライ

観光で「さっぽろ雪まつり」を訪れたことのある人などは、「寒さはそれほどでもない」と感じている人もいるでしょう。

そりゃそうです。札幌の市街地はヒートアイランド現象の影響もあり、北海道の中でも特別に暖かいのです。すぐに建物内に逃げられることもあり、寒さに対する危機感も薄いといえましょう。

一方で、都市部から離れた地域の冬の寒さは過酷です。例えば、2019年には、道東の陸別町でマイナス31・8度を記録しています。道北や道東では、日中でも水道やトイレが凍結してしまうことがあります。

このような地域で、暖房が故障したり、車が雪に埋まって動けなくなったりすると、雪や寒さに慣れている道産子でさえも、対応や判断を誤れば死の危険だってあります。北海道の冬の厳しさは想像以上です。

辛い経験をしたがために北海道を嫌いになってしまうことは不幸です。

なので、北海道移住初心者の方は、都市化が進んでいる札幌か札幌の周辺の都市に一度住んでみて、冬の生活に慣れておくことをお勧めします。

ホンモノの北海道らしさに触れるのは、それからでも遅くありませんよ。

 

3)過酷なのは嫌だけど、北海道らしさも楽しみたい

冬期間を楽に暮らしたいだけなら、札幌市内の地下鉄駅近くでロードヒーティング付のマンションに住むのが一番良いのですが、そんな都市生活なら北海道に住む意義が半減です。

しかし北海道移住を希望するからには、春夏秋冬の北海道を満喫したいですよね。

できれば、休日の朝には野菜を直売所で買ってきたり、家庭菜園をしたり、渋滞に巻き込まれずに郊外でのんびりしたいと思うでしょう。

でしたら、そんな北海道移住初心者のあなたは、札幌市の周辺にある適度な規模のまちに住んでみるのがお勧めです。

 

4)札幌市の周辺にはどんなまちがあるの?

「札幌圏」「札幌都市圏」などという言葉がありますが、明確な線引きはありません。

一般的に、石狩振興局管内を「札幌圏」と呼ぶことが多いですが、そのほかにもいろいろな区分があります。
○石狩振興局管内の市町村/札幌市、江別市、石狩市、北広島市、恵庭市、千歳市、当別町、新篠津村

○道央都市圏/上記に小樽市、南幌町、長沼町を加える

○札幌圏都市計画区域/札幌市、江別市、北広島市、石狩市、小樽市

「さっぽろ圏」の範囲を示す良い地図がツイッター上にあったので貼っておきます。↓

5)札幌市近郊で移住先として比較検討すべき市

以上の市町村のうち、小樽市は古い歴史がある観光都市で、居住環境としては特殊なポジションにあるため、この記事では、比較検討の対象外とします。

小樽市以外の市町村で、人口5万人以上の規模の市は、石狩市、江別市、北広島市、恵庭市、千歳市の5つです。

主にこれらの自治体が、札幌市のベッドタウンとして機能しており、当記事では北海道生活ビギナー(初心者)向けの最初の移住先としておすすめします。

【人口】
石狩市/約5万8千人
江別市/約11万9千人
北広島市/約5万8千人
恵庭市/約7万人
千歳市/約9万6千人

【札幌からの距離】
※札幌市役所から各市の市役所までの最短距離(Googleマップより)
石狩市/14.4km
江別市/17.6km
北広島市/20.8km
恵庭市/28.3km
千歳市/37.6km

【鉄道】
石狩市/なし
江別市/函館本線に5つの駅
北広島市/千歳線に1つの駅
恵庭市/千歳線に4つの駅
千歳市/千歳線および空港線に4つの駅

【家賃相場】
2人~3人住まいを想定し、1LDK、2K、2DKの家賃相場を不動産物件検索サイトで調べてみました。※不動産情報サイト「HOME’s」より市町村別家賃相場一覧より2019.04.19調べ

石狩市/データなし
江別市/4.47万円
北広島市/4.71万円
恵庭市/4.65万円
千歳市/5.80万円
立地や築年にこだわらなければ、バス・トイレ付ワンルームの場合、最安値だと15,000円くらいから賃貸物件はあります。単身だと何とでもなりそうですね。

【ひとことガイド】
石狩市/札幌市北区・手稲区に隣接し、石狩湾新港があり北海道の物流拠点の1つ。
江別市/札幌市厚別区・東区に隣接し、道立自然公園を有し、大学が4つある。
北広島市/札幌市清田区・厚別区に隣接し、郊外型の商業施設やゴルフ場が多い。
恵庭市/北広島市と千歳市に挟まれガーデニングが盛んで自衛隊の演習場がある。
千歳市/千歳空港と自衛隊基地があり、山や川や湖が近くにある。

北海道移住初心者の方は、それぞれのライフスタイルや生活趣向に合せて、移住先については上記5市を比較検討してみることをお勧めします。

【参考情報/サイト外】JR札幌駅まで快速で16分!同じ距離の江別市と北広島市を徹底比較

 

6 北海道江別市はどんなところ?

ここから先は、札幌市の隣にある江別市についての解説です。

都市機能と自然環境が調和している江別市_画像出典/いいよね!江別

1)札幌のベッドタウンとして発展

江別市は、札幌に隣接し、札幌市厚別区とは連続した住宅街を形成しています。

明治後期~昭和初期にかけて舟運と鉄路の交通の要衝として栄えた歴史があり、昭和40年代以降は札幌のベッドタウンとして人口が爆発的に増え、人口は現在12万人弱です。

全国各地から開拓移民を受け入れた北海道の中でも、さらにベッドタウンとして外の人を受け入れてきた江別市ですから、多様な個性が共存しながら、しがらみの少ないまちということがいえるでしょう。

 

2)都市と農村地域の境目

画像出典/いいよね!江別

江別市は、札幌市から続く市街地と新篠津村などの農村地域との境目にあります。

札幌市中心部まで電車で16分(野幌駅-札幌駅)の距離にありながら、郊外地へも渋滞なく移動できるというポジションが特徴です。

 

3)電車の利便性が良い

画像出典/いいよね!江別

札幌行の電車は、江別駅発の便が多く、江別市民ならば座れる可能性が高いのも魅力です。
一方、北広島市や恵庭市は、札幌と千歳空港に挟まれているため渋滞に遭いやすいく、電車は、千歳空港を利用する客が多いため常に混雑しています。

参考:えべつのじかん 江別の交通事情

【札幌市への通勤率】
石狩市43.1%、北広島市38.6%、江別市37.6%、当別町31.7%、南幌町16.4%

 

4)地形が平坦

江別市は石狩平野の中にあり、起伏が少なく平坦な地形が特徴です。

このため、市内全域で自転車移動がしやすいということがいえます。車椅子や電動カートも使いやすいまちだと思います。

特筆しておきたいのは、北海道初心者の人が冬場に自動車を運転する場合に、この平らな地形が安心だということです。

 

5)コンパクトな市街地

画像出典/いいよね!江別

江別市は全域が都市計画区域で、5つあるJR各駅を中心にコンパクトに市街化区域が設定されています。

このことから、どこに住んでもJRが利用しやすいというばかりでなく、バランスよく配置された公共施設や、ショッピングセンターなどの商業施設が、どこの地域からも使いやすい環境にあるといえます。

画像出典/いいよね!江別

この市街地を中心にすると、車で10分程度の距離にいくつも農産物直売所があり、その日に収穫したばかりの新鮮な野菜が手に入ります。

参考:ブログ「いいよね!江別」春!えべつの野菜をご指名買い!!

6)道立自然公園野幌森林公園

コンパクトな市街地に隣接して2.000ha以上もある「道立自然公園野幌森林公園」があります。快適な都市生活を送りながら、すぐそこに森がある環境なのです。

 

7)道央圏の中心にある利便性

石狩平野の中心にある江別市は、地理的に道央圏の中心であるため、海にも山にも農村地帯にも札幌にも、どこにでもアクセスしやすいという利点があります。

隣は大都市、隣は農村、隣は港・・・道央圏のいいとこどり、それが江別市です。

 

8)自然災害

江別市は昭和56年に石狩川の氾濫のために広範囲で水害に見舞われました。

しかし、その後、堤防は強化され100年に1度の大雨でも大丈夫といわれています。

ゲリラ豪雨による小規模河川や水路の氾濫危険度は、どこの地域も同じような環境だと思います。

2018年に発生した胆振東部地震より北海道全域で停電が起きましたが、揺れによる直接的な地震被害は、軽微なものを除いてありませんでした。

国の地震調査研究推進本部で公表している今後30年以内に震度6弱の揺れが起こる確率は、3.6%となっています。

 

9)教育

ベッドタウンというのは、学力水準が高いのは一般的な傾向だそうです。

一説には、ベッドタウンだと、ヤクザやチンピラが少ないために、学校や地域が荒れることもなく、学力水準も上がるということのようです。

現に、江別市の中学校の全国学力テストでは全科目で全国平均を上回っているほか札幌市と同レベルです。

市内には、酪農学園大学、札幌学院大学、北翔大学、北海道情報大学と、4つの大学があり、JRを使えば札幌市内の大学に進学することも全く問題ありません。

参考:子どもが輝く えべつの小中学校(PDF)

参考:落ち着いた授業態度の江別市と岩見沢市_小中学校の学力レベルの高さに注目【北海道】

 

10)医療・病院

江別市立病院_画像出典/Facebookページ江別フリー素材集

統計データを見ると、人口あたりの病床数や医師数が少ないですが、江別市は札幌市に隣接していますから、札幌市内の大学病院や国立病院も利用でき医療環境は良いといえるでしょう。

市内には産科、小児科、脳神経外科、精神科なども含めて、ひととおりの診療科目がそろっています。

 

11)移住支援制度

画像出典/いいよね!江別

江別市では住宅取得やリフォームの際の支援制度があり、江別市内に家を建てて引っ越してくる人に活用されています。これは、多世代同居や近居を促進し、多世代が助け合える住みよい地域づくりをしていこうという目的をも同時に標榜しているものです。

それ以外には、移住そのものに対する支援制度はありません。

逆に言うと、移住に対する支援制度を設ける必然性がないのです。そこに投資しなくても、移住・転入に値する住環境が整っているということでもあります。
リンク:江別市住宅取得支援事業補助金

 

12)ちょうどいいまち

ここまで読んでいただいて、札幌じゃないけど札幌市内とさほど変わりないのでは?という印象をもたれたかもしれません。

利便性については、そうかもしれません。

札幌と大きく違うのは、地域としてのまとまりだと思います。

札幌ほどの大都市になってしまうと、適度な規模の「区」に分かれていたとしても、各「区」ごとに住民の意識に一体感が生まれてくることは、あまり無いように思います。

江別市は、ベッドタウンとして急速に発展する過程では、たしかに多くの市民が札幌を向いていてふるさと意識が希薄な時代があったかもしれません。

ところが、今は独自性を持った地域づくり活動がとても活発なんです。

札幌市江別区ではなく、「ここは、独自の歴史や文化を育んできた江別市という地域なんだ」というこだわりを多くの人たちが持つようになったからなのだと思います。

人口が12万人いても、なんとなく顔が見える、人と人がつながる。それでいて、
北海道特有の干渉し合わない風土もある。いってみれば「ちょうどイイまち」なのかもしれません。

 

13)まとめ

単に満員電車から逃れたいというだけの動機なら、札幌市内に住むのも良いかもしれません。

でも、過酷な大自然に耐えられないかもしれないけど、そこそこ北海道らしいゆったりと生活も楽しみたい、となれば、不便にならない程度に、札幌市に隣接した市町村に目を向けてみると良いと思います。

札幌に通学・通勤するにも困らないうえに、家賃は安く済むし、そこそこ人付き合いもできるし、郊外の自然も楽しめる。
そんな「ちょうどイイまち江別」にぜひお越しください。

 

14)江別情報を発信しているサイト(リンク)