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百舌鳥・古市古墳群が世界遺産へ!のニュースで気になった→なんと北海道にも古墳があるんです!!【江別市】

仁徳天皇陵を含む古墳群を世界文化遺産に登録すべきだとユネスコが勧告したというニュースが話題になりましたが・・・わが江別市にも古墳群があることをご存知でしょうか?

北海道で現在古墳が発見されているのは、恵庭市と江別市だけです。江別古墳群は、日本にある古墳の中で、最北端に位置する古墳です。現地にも行ってきましたよ。

仁徳天皇陵古墳が世界遺産登録へ!のニュース

日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」を含む、大阪府南部の「百舌鳥・古市古墳群」は、6月30日からアゼルバイジャンのバクーで開かれる世界遺産委員会で、正式にユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されることが決まる見通しです。

古墳群が登録されれば「陵墓」が世界遺産になるのは初めてだそうです。

古墳と北海道

日本では、3世紀後半から約400年の間、当時の階層の高い人によって、土を高く盛り上げた墳丘をもつお墓(古墳)が盛んに造られました。

江別で発見された古墳は、この古墳時代のものではなく、8世紀後半から9世紀中頃の群集墳だそうです。北海道では、擦文時代と言われる頃のものですね。

本州に米作りの文化が伝わって弥生時代が始まり古墳時代が終わる頃まで、北海道では寒かったため米が育たなかったのですが、サケの収穫があったなどの理由から、続縄文時代が続いて、擦文時代からアイヌ文化期へと時代が続いていくんですよね。

江別古墳群(北海道式古墳)

場所は、通称5丁目通り沿いの元江別の旧豊平川の段丘上。1931(昭和6)年に小学校教師だった後藤寿一に発見されたため「後藤遺跡」とも呼ばれています。

斜面の樹林にアオサギの集団営巣(アオサギのコロニー)があることでも有名です。

訪ねた時期がちょうどアオサギの子育ての時期だったようで、アオサギの姿も見ることができました。

看板に説明がわかりやすく書かれていたので、内容を引用します。

国指定 史跡
「江別古墳群」
平成10年9月11日指定

古墳文化の終末西暦七世紀頃、東北地方を北部を中心に「群集墳」と呼ばれる古墳群が造られるようになります。

この群集墳は、大和政権下にあった東北南部との接触交流により、東北北部に成立した独自の墓制と考えられます。群集墳は、九世紀頃まで受け継がれ、北海道にも波及しました。

北海道の群集墳は、石狩川支流域の3カ所(江別2・恵庭1)で確認されていますが、現存するのはこの江別古墳群だけで、八世紀後半から九世紀にかけて造られたと考えられています。

江別古墳群は、昭和六年に後藤寿一によって発見され、その後、昭和55年の調査で古墳21基を確認、現在、18基が旧豊平川を見下ろす丘陵上に残っています。

古墳は、直径3〜10メートル、環状または馬蹄形上の周溝がめぐり、中央部に周溝から掘り上げた高さ約1メートルの盛土で墳丘を築いています。さらに墳丘中央を掘り下げ木棺をじかに埋葬したものと思われ、蕨手刀(わらびてとう)、毛抜形刀(けぬきがた)、鉄製刀子(とうす)、耳環(じかん)、勾玉(まがたま)など本州からの搬入品を副葬しています。このことから、古墳の被葬者は当時の律令体制下にあった地域と深く関わった人々と考えられます。

江別古墳群は、群集墳の最も北に位置し、北海道に現存する唯一の古墳群として、また、当時の北海道と律令支配のおよんだ地域との交流を考える上で極めて重要な遺跡として、国の史跡に指定されています。

平成10年11月
江別市教育委員会

資料は江別市郷土資料館で展示しています

階段を上がると

草はらが広がっています・・・古墳?

よーーーく目を凝らして見ると、丸く土が盛り上がっているのがわかるでしょうか?
わかりずらいので、江別市郷土資料館にも行って見ました٩( ‘ω’ )و

江別市郷土資料館

江別市郷土資料館には「江別古墳群」のジオラマがあります。

これは、東北地方の終末期古墳と同じ構造で、副葬品のほとんどは本州で作られた物。

発見された遺物からこの頃の江別は本州と強いつながりがあり、古墳の被葬者は日本書紀や古事記に書かれている蝦夷征伐に関わった人と考えられているそうです。

当時の人が何を想い、どんな暮らしをしていたのか?想像してみると古代のロマンを感じますよね。

江別市郷土資料館には、縄文時代の江別から、開拓の歴史、町や産業の発展の様子もわかる展示もありますので、ぜひオススメしたいです。

■住所:江別市緑町西1丁目38

■TEL:011-385-6466

■開館時間:午前9:30〜午後5:00(入館は午後4:30頃まで)

■休館日月曜日(祝日・振替休日の場合を除く)、祝日・振替休日の翌日(土・日の時は火曜日)、年末年始(12月29日~1月3日)

■入館料:高校生以上200円、小・中学生100円
※分館(屯田資料館)との共通券 高校生以上240円、小・中学生120円
※20名以上の場合団体割引有

江別市郷土資料館公式Facebook

江別古墳群アクセス・住所・地図・見頃

※駐車場は、江別市リサイクルバンクの駐車場が利用できます。

■住所:江別市元江別858番地4河川敷地

■見頃の時期:4〜5月・10月〜11月 ※夏場は草が生い茂り墳丘の確認が難しく、虫も多いのでオススメできません。

■地図

この記事を書いた人

みみえ
みみえ
江別歴30年以上になります。男子2人を育てるアラフォーママです。江別が住みやすく、とても気に入っています。江別暮らしの楽しい出来事、好きな場所、好きな人達をご紹介させていただきます。
Twitter:@mimie810