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実験書店BOOKBIRDがオープンしました【2020年2月29日閉店】

2016年2月10日、寒い寒い冬の日、江別市の大麻銀座商店街の一角に書店がオープンしました。今のところは、古書9割+新刊絵本1割の人文書中心のセレクト書店です。その名もBOOKBIRDです。店主は、北海道ブックシェアリング代表、荒井さん。市井の書店が次々と閉店していく中、これまでとは違う書店のあり方を模索する実験書店を立ち上げたのでした。

お店は、大麻銀座商店街の花屋の隣、逆の隣には元整骨院、その隣に麺こいやという江別産乾麺を調理して提供している飲食店が並んでいます。ガラス張りの店頭は、日中は暗い。周りが営業時間を終える中、夜な夜なひょっこりと明かりを灯し始めるのです。

  
今のところは、新刊は絵本や北海道に関するエッセイなどと、古書は、文芸・アート・人文書と、新書・文庫は100円で販売されているのです。なかなか心動かされるラインナップです。これは欲しかった〜、これはよく売れたな〜、これがこの値段で買えるとは驚き!買うしかないかも!でも、今は懐が心許ない!!などなど、様々な思いを呼び起こすことでしょう。

今後、新刊の取り扱いも増やしていく予定だそうです。人文書に限って。雑誌は、まだ残っている市井の書店やコンビニで買っても良いでしょう。本屋がない!と渇望している層が求めているのは、人文書ではないでしょうか?私は求めています。読みたい本がどこにも売ってない!ので、已む無くポチっているのですが、徒歩圏に人文書が売っているなら、実物を見ながら、手触りも味わいながら、吟味して買うでしょう。それを待っていたのです。心待ちにしていたのです。

  
私達母子も、帰る道すがら、用もなく立ち寄り、見本の絵本を読み聞かせたり、勝手にw本の配置を並べ替えたりして、一通り楽しんで、時には、荒井さんと他のお客さんの会話に茶々を入れながらw、時には、差し入れのお茶菓子のご相伴に預かりながらw、定番の寄り道を楽しんでいます。

  
今、私が勝手に並べ替えを楽しんでいるのは、ミステリー棚。作家ごとにまとめようとしている最中です。ある程度まとまったら、刊行順にしていこうという野望を抱いていますwww それと、各文芸賞文学賞受賞作を集めたり、ミステリ批評、時代物などジャンル物を集めてみたり、棚作りで遊んでいます。まだ一面なので、他の棚もまだまだ遊べますwww

  
営業日は、月曜から土曜まで、営業時間は、18時から22時まで。ふらりと立ち寄って、立ち読みしに来てください。続きが気になったら買って帰って、読まなくなった本があったら、持ち込んでみてください。誰かがその本を楽しんでくれるかもしれません。読まれてこその本ですが、積まれて、集まってこそ思考が広がるのです。本屋って、楽しいところです。

この記事を書いた人

ManaminMAMAN
2014/12、埼玉からUターンして来たばかりです。
かの震災以降、暮らし難くなって来た関東から、4月から小学生のちびっ子を連れて、北の大地へ戻って来ました。母子家庭の二人きり暮らしを楽しく送れるよう、新参者で土地勘がないからこそ、大麻を、江別を、北海道を満喫する様子を書いていきたいです。
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