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3月のブックストリートは春の予感

遅ればせながら、先日3/26-27の大麻銀座商店街ブックストリートのご報告を。

ところは、お馴染みの北海道は江別市の大麻銀座商店街。雪解けがかなり進んでいました。主催者の日頃の行いが良いのかw、毎回好天に恵まれています。今回も、ポカポカ陽気の土日でした。

今回も、商店街の通路の両脇に古書箱を並べ、麺こいや会場ではブックコーシネーター尾崎さんの新刊セレクト絵本販売、BOOKBIRD会場ではセレクト古本人文書、TeRaku会場ではセット物やブックレットを中心としたセレクト古書を販売していました。目移りしちゃうな〜。


ワテクシは、午後から行き、麺こいやで腹ごしらえをしてから、物色にw 麺こいやの3月のマンスリーメニューは、おろしなめこラーメンなのですが、きのこ嫌いのワテクシは毎年食べられず(^ー^;)早く春になって別メニューにならないかな〜と心待ちにしているのです。きのこ好きのアナタ!まだ間に合うかもしれませんことよ!www

古書箱を物色しながら、こっそり勝手に商品整理しているのですが、毎回、仕舞うときにはバラバラになってしまうので、毎回、せっせと著者別にしたり、シリーズを揃えたり、ジャンルをまとめたり、まぁ、それが楽しくて毎回ここに来てるようなものですわwww
本好きにとっては、本の整理は楽しみ以外の何でもないでしょう?自分の本棚では、たかが知れてる(そうはいっても結構ある)けど、ここには山ほどの本があるのよ〜(*>o<*)私がやらずして誰がやる?!的なwww

3/26(土)は、午後からの参戦wなので、取り敢えず、昔読んだものの行方不明になっている『人麻呂の暗号』(藤村由加)と『枕草子』(岩波文庫、カバー無し古書)を購入。だって、気分は春。春はあけぼの〜やうやうしろくなり行く、山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる…でしょ(^ー^)v文学で春を楽しみましょうぞ。


夕方、18時からはビブリオバトル。このところ頻繁にやってるので、バトラーエントリーも少なく、オーディエンスも少なかったです。バトラーは、ワテクシのドタ参も含めて4人。オーディエンスも7人のみ。奇数なので、勝敗は一発で決まります。

少数バトラーのため、チーム戦ではなく個人戦で、ジャンケンで順番を決めます。

1番手は、H本さん選択の科学盲目の心理学者による、人生は選択の連続であることを様々な事例を示して解説されている。白熱教室の講義でもやっていました。選択肢が多い方が望ましいように思えるが、多過ぎると却って選び難く、程々の選択肢の方が選択することができる。子供のマシュマロ・テストでは、我慢できる子できない子、損得計算できる子できない子、目先の得に飛びつく子、将来的な得を待てる子、多分、月齢や精神発達の度合いでも違うんじゃなかろうかと思うけど、子供の段階でも選択するということが行われている。満たされていない子は、目の前のお菓子に飛びついちゃったりするんじゃないかな?条件を揃えるって難しいと思うけど。大人でも、裁量権がある方がない立場より、大変そうに見えるけど充実感があるとか。

2番手は、男子大学生Y田くん『たくのみ』というコミック。裏サンデーに連載されてるらしい。たくのみとは、宅飲み、家呑みのこと。女子用シェアハウスでの、女4人での宅飲みコミック。お酒とそれに合う料理。お酒に関する豆知識。お酒は、エビスビールや缶チューハイ、ワインやハイボールなど、日常的に飲まれるものばかり。缶チューハイ氷結の缶は、軽量化と耐久性を持たせるために宇宙でも用いられている折り目がつけられているなどなど。それは私も知っていたが。まだ1巻しか出ていないので、続巻が待たれるところです。翌日、Y田くんにウチにあった男梅(瓶)と専用グラスを進呈。喜んでもらえてウレシスwww


3番手は、ワテクシ『すべてはモテるためである』(二村ひとし)エッセイかな。最初に言い放たれます。「アナタがなぜモテないか。それはアナタがキモチワルイからです。」この言葉から始まるこのエッセイは、非モテ野郎どもには痛過ぎて、読む気が失せるかもしれません。だが、勇気を持って読み進めていくならば、何故、モテないかが解明され、どうすればそこから脱することができるか示され(るものの指南書ではありません。寧ろ哲学書と言っても良いかもしれません。)、生き方が正されれば、好いた女性と同じ土俵に乗れるかもしれません。俺はこのままで良いなどと世迷言を言ってても好いてもらえません。ウエメセで物を言ってても尊敬されず、寧ろ、ウザがられるのがオチです。ギラギラしてたらキモチワルイに決まってるじゃないですか。モテ非モテは実存の問題と言っても過言ではないのですが、なかなか手当をしてくれる人はいないので、自ら気付くしかないのです。自分の殻に閉じこもらずに、相手を見つめ、相手を知り、相手に自らを曝け出しましょう。だがしかし、超絶オススメすべき男子大学生は。Y田くんしかおらず、大の大人の皆さんのオーディエンスには、不適当だった模様。wwwほぼ既婚者で、モテ非モテ問題は、完全に他人事ですからね(^ー^;)

4番手は、A井さん『完全なる首長竜の日』小説です。このミス大賞受賞作です。佐藤健綾瀬はるかで映画化されているようです。ドグ・マグ系というか胡蝶の夢系というか幻想系ミステリなんですかね?20代の姉と弟の物語らしいです。実は、A井さんは姉属性だそうでw(女性は大概、兄属性だよね?www)、ぽや〜んと憧れを持って読んだそうです。文庫化されているので、ご興味を持たれた方は、是非、お買い求めを。

この4作品からどれが優勝したでしょうか?

今回の優勝作品は、『たくのみ』でした〜。

その後、座談会『どうする今後のブックストリート!?』ちゃ〜んちゃ〜んちゃちゃらちゃ〜ん♪

  • 通りをどう演出するか
  • 誰をどう巻き込むか
  • どんなイベントを仕掛けるか
  • ビブリオ・バトルをもっと盛り上げたい

これらについて、みんなで知恵を出し合いました。
どう変わって、どう展開していくかは、今後のお楽しみといたしましょう。是非、毎月最終土日に開催される大麻銀座商店街ブックストリートにご期待下さい!

この記事を書いた人

ManaminMAMAN
2014/12、埼玉からUターンして来たばかりです。
かの震災以降、暮らし難くなって来た関東から、4月から小学生のちびっ子を連れて、北の大地へ戻って来ました。母子家庭の二人きり暮らしを楽しく送れるよう、新参者で土地勘がないからこそ、大麻を、江別を、北海道を満喫する様子を書いていきたいです。
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