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フリーディレクターに聞く「ニュース特集の作られ方」参加秘話w

2016年5月22日15時〜17時、北海道江別市大麻銀座商店街麺こいやにて、フリーディレクターに聞く「ニュース特集の作られ方」に参加してみました。地方局の夕方のニュース番組の中の一コーナー、特集というドキュメンタリーコーナーについて聞きました。

制作放送頻度としては、7〜8分尺のヒマネタを2本/月。なので、制作期間は、約2週間。7〜8分の尺に対して、10倍の70〜80分撮るんだそうです。イイトコ撮りはしないのだそう。撮影クルーは、カメラマン×1、音声×1、音声アシ×1、ドライバーで、15万円/日だそうだ。それを2日間で30万円が番組制作費から出る。クルーは通常、制作プロダクションから。局の職員は偉くなると、外に出なくなるそう。マスコミのヒエラルキーが見えたwww キー局>地方局>制作プロダクション・フリーですよね〜。撮影クルーは、どこでも同じような編成だと思ったら、NHKもこの編成でした。EテレのハートネットTVの取材を、LIVINGROOM北本団地で受けた時。ディレクターは、放送前に関西に転勤になっていました。NHKも全国組織だから、転勤ありのサラリーマンですねw

そして、7〜8時間見ながら、インタビューを書き取っていくのだそう。これが一番キツイと仰っていました。一番大変なのは、そもそもネタ探しだとも仰っていましたけどね。これはブログにも通ずるところ。ネタ探し大変www

文字起こしの後に、原稿作成、一日がかり。映像編集に一日がかり。放送当日に原稿に合わせたスーパー入力とリップというナレーション原稿渡し。放送1時間半前に音効を入れるのだそうだ。ひゃぁ〜((((;゚Д゚))))ギリギリ過ぎる〜。今度からドキドキしながら見そうだわ。

制作過程の説明の後、何本かのドキュメンタリーを見せていただいた。やはり、東日本大震災後の移住者の様子など考えさせられるものがあったし、ここの会場の中にも被取材者が3名もいらっしゃったので、各人のドキュメンタリーも面白く拝見した。ディレクターなので、ある程度のディレクションはあるけれども、ディレクション通りなのもつまらないので、筋書きから外れた驚きが欲しいと仰っていた。最近は、サラリーマン的なディレクターというか、ディレクターという意識も希薄なデスクの出先機関のような人も増えていて、筋書き通りに撮りたがる場合もあるという。あ〜、あの時もそうだった〜と思い出す。子ども大人も関わるカオスなLIVINGROOMなのに、福祉施設的な撮られ方をされて、スタッフたちみんな憤慨したという(ー_ー;)ハートネット側に筋書きがあったのだろうと。ある程度枠組みを考えながら撮るのはわかるが、そりゃないわ〜的な編集とスーパー入れだった。あ、取材者からクレームが来たことがあるか聞いてみれば良かったな〜w

どれも見ていて思うのは、このディレクターさんは、「生きていく姿」を撮っているのだなと感じた。人が生きていく、街が生きていく、変化していく事自体が生きていくことなのではないかと思った。生きていれば色々なことがあるけど、色々なことに対処して変わりつつ、生きていくのだな。

この記事を書いた人

ManaminMAMAN
2014/12、埼玉からUターンして来たばかりです。
かの震災以降、暮らし難くなって来た関東から、4月から小学生のちびっ子を連れて、北の大地へ戻って来ました。母子家庭の二人きり暮らしを楽しく送れるよう、新参者で土地勘がないからこそ、大麻を、江別を、北海道を満喫する様子を書いていきたいです。
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