みんなの江別情報ブログサイト

大麻銀座商店街ブックストリート ビブリオバトルvol.4

2016年5月28日土曜日の夕方、まだ外は薄く明るかった18時からボチボチ集まり始め、魚屋くまさんの黄色いオジサンが来たら、やっと始めることができた、ご存知、ビブリオバトル!最初から参加しないと投票権が失くなるのよ。早く来てよ。w

今回のテーマは、何と「 猫 」…可愛らしい。誰が選んだ?このテーマ。


バトラー申し込みが、6名揃ったので、会場運営者のH本さんは、司会に徹することになりました。バトラー6人はジャンケンで順番決め。勝った順で発表順を指定する。発表順が決まったところで、開始しましょう。

1番目は、A井さん(北海道ブックシェアリング代表)で、『ふしぎの国のアリス』(ルイス・キャロル、訳:生野幸吉、福音館書店)です。チシャ猫ですね。その昔なら、この作品をオッサンが薦めようものなら、ロリコンではないか?(ルイス・キャロルにロリータ趣味があったという話も聞いたことがあるが…)その昔なら、『ちびくろさんぼ』を薦めようものならレイシストと言われ、『おおきなかぶ』を薦めようものならコミュニストと言われた時代もあったね…うんうん…あ、わかってないね、大学生(^-^;)良いんだ、オーディエンスにはわかってもらえてるwww『ちびくろさんぼ』も『おおきなかぶ』も普通に買える良い時代だ。『ふしぎの国のアリス』だった。10人ほどに翻訳されているけど、福音館書店の生野幸吉訳が一番なのだそうだ。ルイス・キャロルは数学者だったので、物語は非常に論理的に進められ、それをきちんと追って、言葉選びのセンスが良いのだそうだ。同じ福音館書店で『鏡の国のアリス』も翻訳を手がけている。『鏡の国のアリス』の方が難解で、翻訳者は嫌がるのだそうだが、生野幸吉の翻訳はとても良く出来ているのだそうだ。あ〜ウチにあるのは、福音館じゃなかった〜(´・ω・`)確認しようと思ったら発掘できない。読んでみるなら、生野幸吉訳福音館書店版をオススメ!!

2番目は、T次嬢(北海道ブックシェリング)で、『モノレールねこ』(加納朋子、文春文庫)です。8話収録の短編集で、表題作は一番最初。小5の男子とブス猫の物語。知らずに読んだが、作者の加納朋子はミステリの人。ガチガチの本格じゃなく、ファンタジーミステリ。『ななつのこ』(創元推理文庫)とかも泣けると評判良いですね〜。ということを知らずに、タイトル買いしたそうだがw猫派か犬派か?と聞かれると、鳥派です、鳥かいっ!wという感じだそうだが、猫と少年の関わり合いを読み進めながら、最後にモノレールねこってそういうことか〜!と驚きとともに腑に落ちる良いお話だそうです。

3番目は、N田さん(NPO法人えべつ協働ネットワーク)が、猫イラストレーターもされてて、地元江別ののっぽろ七丁目放送局でパーソナリティもやっている奥様、青舎又猫さんの代打としてご参加wwwそれも、『世界から猫が消えたなら』(川村元気、小学館文庫)を携えてwww始まる前に司会が話題にしちゃったよwww案の定なのか、前フリなのか。今まさに映画化されて上映中。作者は、『電車男』『モテキ』のプロデューサー。『世界から猫が消えたなら』は2013年本屋大賞にノミネートされています。(ノミネートまでで、2013年の大賞は『海賊と呼ばれた男』(百田尚樹、講談社)でした。)TVでも宣伝されてますね。物語は、郵便配達員の主人公(映画では佐藤健)が脳腫瘍のステージ4であることがわかり、自宅に戻ると、悪魔がいて(映画では佐藤健の二役)、大事なものを一つこの世界から消すごとに1日寿命が伸びると言われることから、ケータイ電話(彼女と付き合うきっかけになったもの)を消してみたり、猫(母親との思い出がある)を消してみたり…。ぶっちゃけちゃうと、悪魔は自分の中にある存在で、何気なく消してしまったものも、自分の人生の中では、大事な一部だったんだと気付く。泣ける物語だそうです。映画の宣伝を見ると、あざとさが立っちゃって…私的にはどうも…(^-^;)不要だと勝手に考えても、想起するってことは、自己を構成する物事の一部だってことだもんね。普段はそれに思い至らないけど、死ぬ間際になったら、人生総括したくなる。

半分終わったところで、休憩。各々、飲み物などを調達したり、トイレ休憩。腹ぺこ過ぎて泣いていたウチの子は、女子大生とセイコーマートのHotChefフライドチキンを買って来たよ(・_・)匂いが立ち込めちゃうじゃん。何でそれ?

4番目は、O槻さん(江別市役所職員)で、『氷山の南』(池澤夏樹、文春文庫)です。3〜4年後の近未来、温暖化により水不足が深刻に。カーボンナノチューブで出来た布で覆って南極の氷山を運んで水資源にする計画が持ち上がった。オーストラリアから出る船に、絵描きの18歳の少年が乗り込んで密航しようとする。海上で見つかっても放り出されることはない。案の定、見つかり、船内で働くことで乗せてもらえることに。再びオーストラリアに戻って、アボリジニの少年と出会い、共に船に乗り込む。最後まで読んで…ん?猫はどこにも出こないなwww場内大爆笑www出てこないのかよ、ヲイwwwそもそもテーマを知らずに、初めてなのにFBでポチって参加してしまったという。敢えて言うなら、この少年が女性と出会うのだが、猫っぽい女性であり、猫っぽい女性とは、自立した存在として許されているのだ。というO槻さんのヲチでした。

5番目は、K田嬢(札幌学院大学生)。『夏目友人帳』(緑川ゆき、白泉社花とゆめコミックス)です。長らくアニメにもなっていましたね。(TVh、テレビ東京、毎週火曜日 深夜2時35分〜放送中らしい…起きていられないし、録画する程でもない(^-^;))最初の頃はアニメも見ていたし、原作コミック(2016年4月現在で既刊20巻ですって。且つ、LaLa連載継続中)も読んでたな〜、ウチのお姉ちゃんも。そういや、同じお年頃ですね。猫でこれを持ってくる辺り、ウチのお姉ちゃんと通ずるセンスかもw。主人公は、妖(あやかし)が見える体質の男子高生。この体質のせいで少々コミュ障気味。この体質の元になっていると思われる祖母レイコが残した友人帳をもとに、招き猫を依代にした妖斑(あやかし、まだら、ニャンコ先生)に助けられながら、レイコが集めた妖を、縛り付けていた名を返し、解放していく。一番好きなエピソードは、ツバメの妖。巣から落ちたツバメの雛が人間に拾われて助けられたが、巣に戻されても、人間の臭いがするといって親ツバメに巣ごと捨てられてしまう。他の兄弟は先に死んでしまった。人間に拾われた雛は妖になってしまう。そうなのだ。『夏目友人帳』はちょっと哀しいんだ。ジーンと来るものがあるのだ。主人公は、両親を早くに亡くし、両親の友人夫婦に引き取られる。実の子のように育ててもらうが、やはりどこかよそよそしさを残し、お互いに気を遣い合う。大事に育ててもらってるけど、ちょっと哀しいよね。妖に襲われたり、名を取り返そうと命を狙われるけど、名で縛り付けた祖母レイコと妖の関係を通して、同級生や親代わりの夫婦との関係が育まれていくのは気持ちが温かくなる。哀しいけど、温かい。

6番目、大トリは私ですよ。『きょうの猫村さん』とついでに『カーサの猫村さん』(ほしよりこ、マガジンハウス)です。ちょっと所用で、何の準備もして来なかったので、猫村ネコさんのキャラのみで挑んでしまったのです。ググりましたら、何と、既に8巻まで出ていましたわ。ただ、単行本だとL版だし、お高いので、どうやら文庫化されて5巻まで出ていますので、文庫版でも良いのではないでしょうか?コミックが文庫化されると、そのままページが縮小されるので、見辛くならないか?大丈夫!1ページ2コマしかないのです。縮小しても通常のコミックと変わらないかもw。但し、鉛筆で描いてるようなうっすい線で、ネームも手書きなので、癖字が読み難いかもね(^-^;)それがまた猫村ワールドの味になってるんだが。この猫村さん、子猫の時にお金持ちのお坊ちゃんに拾われて、恩返しのために坊っちゃんのお世話してるうちに家事料理が上手になってしまったという稀有な猫なのです。坊っちゃんのご両親が離婚して、坊っちゃんと奥さんが出て行ってしまい、猫村さんはもその家を出て、フラフラしていると家政婦募集の求人の張り紙を見たのです。アレですよ、『家政婦は見た!』的な家政婦紹介所なのです。いても良いわよと許され、紹介所の家事をするうちに家事能力を認められて、とあるお金持ちのお宅に紹介されるのです。住み込みですwその家には、ツッパリ少女(何時の時代だ?w)とその兄がいて、お世話をしていくうちに、ツッパリ少女も本当はとっても良い子なのよと思うようになっていくのです。ツッパリ友達とも何だかんだと話しかけるうちに気心が知れていったり。セリフの口調がまんま『家政婦は見た!』なんですよ。家事上手だけど、不意に見せる猫仕草がなんとも猫好きには堪らないわけです。ついでに『カーサの猫村さん』は、『CASA BRUTUS』の小洒落た編集部にお世話係として行くのですが、赤い三輪車に載ってお使いなんかしちゃったり。ありえないけど、可愛らしい。ウチにも欲しいよ、猫村さん。普通の猫だと、家事なんかしてくれないけどね。

この6作品の中で、どれを読んでみたいですか?

いよいよ投票の瞬間です。

みんな目をつぶって〜………順番に作品を挙げて、読みたいと思った人は挙手していきます。

何と?!………優勝は………『氷山の南』でした!?猫出てこないのに〜?!wwwwww

こういう結果が出たりするから、面白くてやめられません。wwwwww初参加初エントリでも優勝できるのです。みなさんも参加してみてください。毎月やってます。

次回のテーマは、「 学校 」です。

コミックも学園モノが王道ですし、誰でも何らかの思いがあるのではないでしょうか?あ〜、ちょうどTVで『ソロモンの偽証』(宮部みゆき、新潮文庫)やってたわ。この日は後編の裁判編。またまんまとこれ出す人がいたら面白いね。私、これの販促幟でブックカバー作ったわ。ハードカバー用です。ご所望の方は、お声をお掛けください。


次回ブックストリート、ビブリオバトルは6月25日土曜18時からだと思われ。我こそは!と思ったら、FBで気軽にポチって挑むが良い!!www

 

P.S. 気になっていたというお声を頂いたので、猫村さんを麺こいやに暫し置いてもらいました。食べに行ったついでにペラペラ見てみてください。面白そうだったら、書店で是非ご購入を。早くチェックしに行かないと、撤収しますよ〜( ̄▽ ̄)

この記事を書いた人

ManaminMAMAN
ManaminMAMAN
2014/12、埼玉からUターンして来たばかりです。
かの震災以降、暮らし難くなって来た関東から、4月から小学生のちびっ子を連れて、北の大地へ戻って来ました。母子家庭の二人きり暮らしを楽しく送れるよう、新参者で土地勘がないからこそ、大麻を、江別を、北海道を満喫する様子を書いていきたいです。
●Twitter:@mananb39451
●Facebook:Manami Sagawa
●note:mananb39451
●Wordpress:mananb39451
●instagram: mananb39451
●ブクログ:manamin-ft
関連記事