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カツ丼はやっぱり大衆食堂に限ります。緑町東の「味政食堂」【北海道江別市】

「コミセンが無かった時代は、この辺は食堂がいっぱいあったよ」と店主。おそらく「コンビニ」のことだと思いますが、確かに、コンビニに弁当やサンドイッチ、おにぎりなどが充実していることは少なからず外食産業に影響を与えているのでしょう。

そんな社会事情とはもはや無縁のような存在感を醸している昭和レトロ食堂「味政食堂」さんにお邪魔しました。

映画のセットのような昭和の香り

のれんをくぐると意外にも広々とした店内。労働者や家族連れなどで満席になったであろう遠い日々の光景を想像して、今自分が見ている店内に重ねてみる。

なんだか焦げ臭いな、と思ったのは暖房のポット式ストーブ。蒸発皿がは風邪の防止に効果的です。

定食・丼もの・ラーメンと抱負なメニュー

おじさん一人で切り盛りしているのに、メニューは豊富。定食、丼もの、ラーメンのほかに、お酒やインスタントコーヒーなんてのもあります。

夜は、8時まで営業しているようなので、少し早い晩御飯をいただきながら、日本酒をグビッっと、なんて最高ですな。

しかし、今は、お昼時。がまんがまん。

カツ丼は大衆食堂に限ります。

私は、カツ丼を注文しました。運ばれてきたカツ丼は、「ザ・カツ丼」ともいうべき、典型的なお姿。カツの下には、味がしみ込んだ玉ねぎ。そして、7,8枚はありそうな沢庵漬けがありがたい。

やっぱりカツ丼は大衆食堂に限ります。少々お高いお店に入ろうものなら、カツ丼を注文しても、玉ねぎがシャキシャキのままだったり、溶き卵が少なかったり、やたらと肉厚でサクサクの衣に包まれたヒレ肉だったりと、興ざめすることがあります。

一方で、大衆食堂のカツ丼は、ご飯を美味しく食べる魔法がかかっています。ツユが浸みているご飯と、白いままのご飯のバランスも大切です。

味政食道のカツ丼は、100点満点です。タレの味や濃さも最高。たいへん美味しくいただきました。ごちそうさまでした~。

住所・営業時間など

■味政食堂
住所 北海道江別市緑町東1丁目44−1
電話 011-384-5433
営業時間  11:00~20:00
定休日 日曜日
席数 26席
(カウンター 6席、テーブル 4×2席、小上がり 4×3席)
駐車場 店舗裏に2、3台。

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