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パワースポットに認定!江別で一番古い樹木【北海道江別市】

ご利益のあるパワースポットとして、古い樹木・銘木・名木が取り上げられることが多いですね。神社やお寺のご神木然り。道央圏では、浜益の「千本ナラ」が有名でしょうか。

さて、江別にそのような木はあるかな?・・・と江別市の公式サイト内を検索してみると・・・「江別市の保存樹木」というページにたどり着きました。
100本もある保存樹木を1件1件チェックしていくのは結構大変。
でも、ありましたよ。江別市内で最も古いと思われる樹木。

西野幌にあった江別で一番古い木

それは、野幌神社の隣の野幌農村環境改善センターの敷地内にありました。
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道道江別恵庭線沿い、この看板が目印です。

開拓にまつわる由緒ただしい場所

こんな目的でもなければ、そうそう足を踏み入れることもないでしょう。
敷地内には、古そうな樹木を囲んで花壇が整備されています。
辺りには、開拓にまつわる石碑などがいくつもあり、歴史的に縁のある場所だということが分かります。

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さて、お目当ての樹木がありました。さすが風格ありますねー。

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推定樹齢320年

推定樹齢320年、これが江別市内で最も古いと思われる樹木です。
とはいっても、イチイ(=オンコ)ですから、びっくりするような大木ではありません。
ポプラだと40年くらいで巨木になってますけどね。台風で倒れた北大のポプラ並木が樹齢70年以上とか言われてますから、この320年がどれだけ古いかが分かります。

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ちなみに、立て看板は、10年くらい前に立てられたのでしょうか、樹齢310年とあります。
ところで、どうやって樹齢を割り出したのでしょうね。伐採したら年輪で分かりますが、貴重な古木ですから穴をあけることもできないでしょう。320年前は和人は住んでませんから記録も無いでしょうし・・・不思議、不思議。

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隣の野幌神社は、調べてみると明治24年に出来たそうで、野幌農村環境改善センターは、昭和55年に立てられているようです。
今年2015年-320年=西暦1695年(元禄8年)うへ~、この木が種から発芽したのは、いったいどんな時代だったのでしょう。
そして、野幌神社が建立された明治24年(1891年)には、既に樹齢200年近い大木になっていたのですね。
とすると、この木は、その頃の人達によって、わざわざ残されたのでしょうか。古代ロマンですな~。独断と偏見で江別のパワースポットに認定!

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それにしても、誰~もいない。パワースポット独り占め。なんだか鼻がムズムズ・・・鼻毛が伸びて来たようです。やっぱりパワースポットだ!と思ったら蚊が沢山飛んでいて鼻に入ろうとしていただけでした。

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