2019年上半期(1月~6月)の各市町村の人口増加率で、石狩管内+千歳市を調べたところ、江別市がトップであることが分かりました。
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先日、「街の住みここちランキング」で「大麻」が道内で3位にランクインしたという話題が、テレビのニュースで流れていましたが、このことに関連して、江別市の人口はどうなっているのだろうかと、改めて調べてみました。
【表:2019年上半期の人口増加率】
2019.1.1 | 2019.6末 | 率 | |
江別市 | 118,985人 | 119,314人 | 0.28% |
千歳市 | 97,021人 | 97,282人 | 0.27% |
恵庭市 | 69,850人 | 69,825人 | -0.04% |
北広島市 | 58,630人 | 58,436人 | -0.33% |
石狩市 | 58,345人 | 58,297人 | -0.08% |
当別町 | 16,058人 | 15,938人 | -0.75% |
新篠津村 | 3,101人 | 3,076人 | -0.81% |
札幌市 | 1,955,457人 | 1,958,014人 | 0.13% |
すると、2019年の上半期は、札幌も含めた石狩館内で人口増加率トップ。そしてこれは、近年人口増加が顕著な千歳市よりも高い増加率だったんです。
全国的に人口減少傾向にある中で、近年は札幌近郊では千歳市と恵庭市が好調であるという印象でした。
もちろん、江別市も人口の自然減(出生-死亡)を、社会増(転入-転出)で補う形で、人口減少に歯止めがかかりつつあり、2019年は、いよいよ1年を通して実質増に推移するのではと注目されています。
そんな中でのこの現象。野幌若葉町や大麻北町・栄町に大規模な宅地造成が行われた影響で、転入者が増えているのでしょう。
そして、これから江別蔦屋書店の近くの牧場町や、それに続く宅地の供給も予定されていると聞きます。
今回の、人口増加率の件は、どの報道機関も書いていないようですが、こういうニュースが広く伝わると、新たな商業施設の出店などに繋がっていくのではないかと思います。
去年から今年にかけては、江別蔦屋書店の話題で沸きましたが、なんだか、まだまだ新たな展開が待っているようで、ワクワクしますね。
※2018年の下期はどうだったのか?北海道内でも東川町とか上士幌町はどうなのか?とか他の主要都市の動向とか、調べていないのですが、時間があれば、またリサーチしてみたいと思います。
大東建託(株)賃貸未来研究所が発表した「いい部屋ネット街の住みここちランキング2019」で、江別市の「大麻」が第3位にランクされました。(江別市公式サイトでも紹介されています)
これは、大東建託が北海道在住の8,566人から得たアンケートから、各「駅」を拠点としたエリアに実際に住んでいる人の満足度を集計したもの。
発表された1位から20位までは、3位の大麻を除いて全て札幌市内。言い換えると、「大麻」だけが札幌以外からのランクインということで、存在感抜群です。
1位 西28丁目
2位 新札幌
3位 大麻
4位 豊平公園
5位 発寒