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【サッポロ珈琲館】江別市の文化庁登録有形文化財の建築をカフェに。保存改修工事前から現在までの様子

※アイキャッチ画像は改修工事前の画像です。

サッポロ珈琲館が江別市文京台にある 「北海道林木育種場旧庁舎」 を保存改修工事をしてカフェを2022年3月にオープンします。

この 「北海道林木育種場旧庁舎」 は昭和2年(1927年)に建てられ、北海道の林業研究の大事な拠点となっていた施設です。

建築当時人気だった北方ヨーロッパの木造建築の技法であるハーフティンバーを取り入れた、欧風の趣ある建物で、

昨年まで土曜日・日曜日に、森林散策などの休憩所として開放されていました。

サッポロ珈琲館が江別市の文化庁登録有形文化財の建築をカフェに。保存改修工事前から現在までの様子

この北海道林木育種場旧庁舎がサッポロ珈琲館へとなっていく過程を、

ツイッターアカウント「北海道林木育種場旧庁舎(登録有形文化財)【公式】@rinboku_old」が、2021年3月から現在もウォッチし続けています。

今回このアカウントの投稿タイムラインに沿って、 北海道林木育種場旧庁舎の保存改修工事が進む様子を見ていきたいと思います。

北海道林木育種場旧庁舎とは?

北海道林木育種場旧庁舎  ほっかいどうりんぼくいくしゅじょうきゅうちょうしゃ

北海道
昭和前/1927
木造2階建、鉄板葺、建築面積744㎡
1棟
北海道江別市文京台緑町561-1
登録年月日:20010828
江別市
登録有形文化財(建造物)

野幌森林公園内の北端部にある。北海道庁林業試験場として建設される。1階を煉瓦組積造,2階をハーフティンバー風木造とし,外装モルタル洗出とする。
小屋組はクイーンポストトラス風。市の高台に位置し,地域のランドマークとして親しまれている。

文化遺産オンラインより引用

北海道林木育種場旧庁舎から30分ほど歩くとキャンプ場に行くことが出来ます。

北海道林木育種場旧庁舎から30分ほど歩くとキャンプ場に行くことが出来ます。

北海道林木育種場旧庁舎 (登録有形文化財)【公式】の投稿

2021年3月10日に投稿が開始しています。

4月からの改修工事のために休館。

石で作られた階段の手すりに味わいと歴史が感じられます。

この投稿からカフェがオープンした際には、

周辺の自然観察がサッポロ珈琲館を訪れる楽しみにもなりますね。

しかしここの店名は何になるのでしょう?

サッポロ珈琲館 江別店? 文京台店?  北海道林木育種場旧庁舎店?

まだ雪が残ってますね。

この投稿からこのサッポロ珈琲館は地域活性化の拠点として活用される事がわかります。

市民活動に使われる空間としての活躍も楽しみですね。

新札幌駅から夕鉄バスで来店も可能です。

途中は酪農学園大学キャンパス内の道路をバスで通る貴重な?体験も出来る。

雪が解けて春になりました。広い眺めです。

「 登録有形文化財」。活用方法が楽しみですね。

江別市の地域おこし協力隊が取材に。

なんとこの部屋は昭和天皇が訪れた時に休憩された特別休憩室。

オープン時はここでコーヒーを飲んでみたい。

改修工事前の様子。改修前もいい感じですが、黒ずんでいます。

なんと、自主映画のロケがここで行われたとの事。

ロケが行われた映画のタイトルは「惡呪館」。このタイトル、恐怖映画ですね。

改修前の建物の古さは、恐怖映画に合っている? 

春ですね~。桜を見る事が出来ます。

このイチイの木はなんと樹齢210年!

この木をハグして癒される人が増えそうですね。

パワースポット!

素敵なロケーション。この北海道らしい眺めを味わいに、道外からの観光客が訪れそうです。

緑に囲まれた夢のようなカフェ!

この石像は北海道林業界の父と言われる林駒之助の功績を称えたもの。

コーヒーを飲む以外に北海道開拓の歴史を知る事が出来る発見が周辺散歩で楽しめます。

いよいよ足場が組まれました~。改修工事が開始です。

渋い設備が残っていたんですね~。

全室にスチームを通すということは、煖房設備ですね。

すっかり建物が覆われてしまいました。

改修工事が本格化してきます。

カフェで乗馬風景も見ることが出来るかも?

素晴らしい眺め。

アニメに出てくるような青空ですね。

屋根の塗装で甦ります!

あじさいもあるんですね~!

なるほど、駐車場の場所には資材庫があったのか!

素敵になっていきますね~。

わぁー、素敵になりましたね!

おぉー、これは生まれ変わりました!

カフェとして生まれ変わる北海道林木育種場旧庁舎….!

比較するとその甦りっぷりがハッキリとわかります。

レンガがここに!おしゃれです!

この日から江別市による使用は終了し、サッポロ珈琲館に利用を引き継がれました。

壁面の色は昭和中期ヴァージョンの再現になるんですね。

建物イメージ図。

バスでこのサッポロ珈琲館に来てみたいです。

最初は雪が積もっていましたが、紅葉が綺麗な季節になりました。

林木育種場旧庁舎は、話題の宝庫。地図に載ってないが、この丘は平和台と呼ばれている。

カフェテラスの工事が始まりました。あぁ、完成が待ち遠しい。

この角部屋は何に使われるのでしょうか?

おぉ、大量の煉瓦がー! 

素敵な入口。入りたくなります。様々な色の煉瓦で彩られていますね。

投稿はまだ続く!

投稿はまだ続いています。現在の工事の進捗はこのアカウントで確認できます。

北海道林木育種場旧庁舎(登録有形文化財)【公式】 @rinboku_old

この記事を書いた人

ヨシヒロミウラ
ヨシヒロミウラ
江別市民ニュース運営者。野幌生まれ野幌育ち。

●2015年に江別市内の情報やニュースをブログを通じて市内外に発信し、江別市に関わる様々な人たち同士の繋がりが広がるようにと当サイトを立ち上げる。江別に住む人達にブログを書く楽しさを伝えメンバーを募り一緒に江別情報の発信を開始。

●2017年から2018年に国際交流基金日本語パートナーズ事業でベトナムの首都ハノイへ派遣される。派遣終了後もレンガがあちこちにあるベトナムに江別を感じ、ベトナムと江別を行ったり来たり。ベトナム情報ブログ開始。

●2019年からえべつ観光特使としてオシキリ食品の納豆をベトナムに輸出するコーディネイトをする等、ベトナムで江別市の魅力を伝える活動もしています。

●2019年Newsweek日本版にベトナムのニュース寄稿が始まる。

ベトナムハノイ旅行移住 現地ニュース最前線
Newsweek日本版 WorldVoice ベトナムと日本人