どうにもこうにも回鍋肉が食べたくて仕方がないことってありませんか?中華戦隊「回鍋肉調査員」は、そんな皆さまの代わりに美味しい回鍋肉を食べに行きます。
今回お邪魔したのは、担担麺が有名な江別市民お馴染みの中華料理屋「柳華亭」。ラーメン以外にも中華の定食系もかなり充実しています。
場所は、白樺通りと三番通りが交差店付近。白樺通から来ると白樺通の延長線の生活道路を直進すると駐車場があります。
もくじ
さて、食べる前に「回鍋肉」のことを少し勉強してみましょう。
回鍋肉は、中華料理の中でも代表的な四川料理の1つ。四川省では、各家庭でそれぞれの味があり、定番のオカズなのです。そして、日本でもほとんどの中華料理屋さんで提供されているお馴染みの料理。
ところで、回鍋肉の「回」は、“戻す”という意味があり、茹でた肉を中華鍋に戻して炒めるという調理法により名付けられているのだとか。
四川省では、回鍋肉というとニンニクの葉と豚肉の組み合わせが一般的らしく、さらに豆板醤が味の決め手であり甘さはあまり無いということです。
日本の回鍋肉は、お店メニュー表によっては、別名「豚肉とキャベツの味噌炒め」などとも記載さて、甜麺醤の味付けが一般的で、辛み付けに豆板醤や、さらに甘味をT加えるのに砂糖を入れる場合もありますね。
ラーメンも、日本アレンジの中華料理。カレーライスもインドやイギリス由来ですが、日本アレンジがすっかり定着しています。
回鍋肉も実はそうなのだと知って、ちょっとびっくり。でも、すっかり日本になじんでいる甜麺醤ベースの回鍋肉って美味しいですよねえ。
欧米アレンジの「カリフォルニア巻き」などにも「そんなの寿司じゃない!」なんて目くじら立てないで、それぞれの好みに合う料理を楽しみましょう。
本日おじゃました「柳華亭」は、周囲の人に聞くと、お決まりのように「担担麺が美味しいよねえ」という評判。
しかし、各種ラーメンに加え、あんかけ焼きそば、炒めもの、酢豚やチャーハンなど、目移りする豊富なメニューを前に、私は4度目の訪問ながら、未だ担担麺にたどり着かず。今回は、「ホイコーロー調査員」としての使命があり、ホイコーロー定食900円を注文しました。
さて、「柳華亭」の回鍋肉は、メニューとしては「丼」と「定食」の2種類。ご飯の上に乗せた「回鍋肉丼」だと850円ですが、漬物とスープとサラダ付の回鍋肉定食だと900円。定食を選択するとご飯1杯おかわり無料が付いてきます。元々大盛り級のライスですから、さらに大盛り級のライスが付いてくるので、お得感ありますねえ。
味付けは、甜麺醤風味が効いた日本アレンジの大好きなタイプ。焦げる寸前くらいの濃い味で、汁気はあまりありません。
タケノコや玉ねぎなどは入っておらず、豚肉とキャベツを基本にアクセントでピーマンが乗っているというシンプルな組み合わせなので、ライスのペース配分がしやすく、ライスおかわりのタイミングもバッチリ。
当然、ライスはおかわりしました。※写真は思わずひと口食べた後。
カウンターにテーブル席、そして小上がりもあり、1人や少人数から家族連れまで、いつも賑わっている「柳華亭」。今度こそ担担麺をいただきたいと思いながら、本日は、回鍋肉で大満足の調査員でありました。
■柳華亭(りゅうがてい)
住所 江別市野幌屯田町42?21
電話 011-383-7812
営業時間 11:30~14:30、17:00~20:30
定休日 火曜日