アップロードしようとしたらエラーになってデータが飛んだ!(((((( ゚д゚))気を取り直して
2016年4月23日18時、やってまいりました。毎月恒例の大麻銀座商店街ブックストリート、その恒例のビブリオバトル on Saturday Night!!
今回からテーマを決めました。今回のテーマは「空(そら・から・くう)」です。
今回は、私はオーディエンスです。バトラーはそれなりにメンツが揃ったので。
ジャンケンで順番を決めます。どういう訳か、主催者の1人がトップバッターに来るようになってるようですw
もくじ
テーマ「空」に合わせて、本棚を捜索して、これしかないと発見した禁じ手コミック本。3回目にして、早くも禁じ手が破られちゃいましたね(^ー^;)H本さんがジャケ買いブームの時に購入した短篇集だそうです。全p.240に6作品が収録されています。購入動機として、ジャケット以外に、空気を表現できているかを重視しているそうです。
その空気というのは、濃厚な、死と隣り合わせで、哲学的な空気感だそうです。内容のジャンル的には、ファンタジー+リアリズム、幻想と現実、相反するもののように思えますが、何となくわかりますね。この作品については、夏の空気感がよく表されていると感じたそうです。北海道の夏ですかね?私は埼玉の夏は嫌いです。(-“-)あの鉄板の上に乗せられたような、猛暑?酷暑?否、殺人的ともいうべき熱さは死にます。
テーマ「空」を「空っぽのから」と読んで、「〜のない生活」について書かれたエッセイ。『ソトコト』に2012年に12ヶ月間に亘って連載されたものの書籍化です。「〜がない生活」を1ヶ月間全12回分です。例えば、「スマホがない生活」は、誰しも思いつくことですが、薄毛を気にするくらいならと「毛がない生活」といって頭髪を刈ってしまったり、「怒らない生活」をしてみたら、意外とコミュニケーションに支障を来すことがわかったり、「〜がない生活」といっても、ミニマリストになるわけでもなく、1ヶ月経ったら元の生活に戻ってしまうのでした。「〜がない生活」は、想像してみることと、実際やってみることは違うということ、「〜」は自分を形作るものであり、本来の自分に気付くきかっけになったそうだ。
テーマ「空」に因んで、帰りの飛行機で読んだ本。フリーペーパーよしもと『YOOH』に2006〜2010年に連載された空腹と退屈の中で書かれた47本のエッセイの書籍化。思い出の中のちょっとしたエピソードに関連した文芸作品を取り上げるエッセイ。
テーマ「空」に因んで宇宙(そら)の図説本。宇宙のスケールで10の何乗と言われても、さっぱりスケール感が掴めないが、「〜をこの大きさとしたら、〜〜は○○の大きさ」という風に例えて比較するという感じで図説する本です。ところが、わかりやすくするために比較する意図はわかるが、「〜をインフルエンザウィルスの大きさとすると…」と言われると、逆に大きさがわからない例えもあり、「分かり難いわ!!」とツッコミ入れながら面白く読める。図説の中には、不気味なものもあり、所々、脱力する場面があるのだ。
休憩を挟んで、飲み物を飲んだり、トイレに行ったり。
テーマ「空」に因んで、タイトルに青空。表紙も表から裏にかけて青空の画像。63万部売れた児童文学。近頃の涙活で取り上げられる号泣本。既に亡くなっている小学生の少年の死後の世界の物語であるが、命の有難味を感じることができ、ハッピーエンドの物語。高校生の時にこの本に出会い、通学のバスの中でシクシク泣いてしまったそうだ。翻訳本だと、訳者の文章センスも重要なので、金原さんの訳文も非常に上手いということもあるでしょうね。
テーマ「空」に因んで、天文観測部の高校生の物語。ユルいというだけで天文観測部に入った男女2人ずつ計4人の高校生。それぞれに家庭内トラブルを抱えつつ、月イチの観測会でその現実から逃避し続け、最後までその解決には至らない物語。大人と子供の間のもどかしさを感じつつ、面白くないとは言えないと言うなり、会場の爆笑を誘った。www如何に面白い本で読みたいと思わせるかを競う場なのに、「読み終わったばかりだけど、面白くないとは言えない」とは、薦める気あるのか?www新手の興味の引き方だとしたら、この子、なかなかヤルなwww
ググったら、この4人の高校生、スパイみたいなんだけど、そこに一切触れなくて、大丈夫なのかな?w坂木司は、学園ミステリの人なんだけど、その認識はないみたいねw
テーマ「空」に因んで、宇宙の火星の話。言わずと知れたただ今絶賛上映中の実写映画の原作コミックです。地雷臭しかしないwと言っていましたが、キャスティングはなかなか豪華です。ストーリーは、人口爆発の近未来、火星に凍結されたCO2があることはわかっていた。火星に人類を移住させるべく、火星の地球化、即ち、テラフォームに着手するのであった。植物と黒い昆虫を移植し、太陽光を効率よく吸収し、温暖化を目論んでいた。順調に温暖化を遂げた50年後かに、体よく利用した黒い昆虫、あの虫…そう、Gを駆除するために先遣隊を送り込んだが、第一陣は全滅してしまう。第二陣として送り込まれるのが、昆虫の特殊能力を移植された特殊駆除部隊の男女15人だった。ところが、駆除対象のGが、なんと?!人型に進化していた。3億年もあの姿のまま地球で生き延びてきたというのに、火星に行ったら、人型になっちゃうのかよ?!という驚きとともに、「ジョージ」としか聞こえない音声を発しているだけの、言語能力は未発達だが、虫としての能力はそのままの人型Gと戦う人類。コワイよ〜、キモいよ〜((((((( ゚д゚)))実は、このコミックは第1巻で完結しているのだが、2巻以降は、更に数十年後の別の話。火星にいるはずの奴らが地球に来ちゃうんですってよ〜!!イヤ〜〜〜〜!!
道産子は、奴らの本当の怖さを知らないよね?こっちに向かって飛んでくるんだよ!温くてもお湯かけたら死ぬくせに、殺虫剤には耐性持ったりするんだぜ。恐ろしい奴らだ。寒さにも弱いから、北海道では、持ち込まれない限りは、生息できないはずなんだぜ。移住してきて良かったと思ったのは、奴らがいない土地に来た安心感www
バトラー全員のプレゼンが終わって、オーディエンスは目をつぶっての投票。
チャンピオンは、僅差で『青空のむこう』でした〜。見事にバラけた結果の僅差。
T次嬢は、2戦2勝ですね。凄い成績だ。
因みに、私とウチの子は、『宇宙のはかり方』推しw「逆にわかんねぇ〜!!www」つって、ツッコミながら読みたい。