江別市大麻で「家庭的保育園きみのいえ」という保育施設が平成29年6月から開園しているのをご存知ですか? 保育園の1日が取材され、HTBにてテレビで放送されたこともありました。
《HTB イチオシ! 2017年7月27日放送より》
可愛らしい手作りの保育園の雰囲気が印象的だったのと、「家庭的保育園」というものに興味を持ったので、市民ブロガーズが取材をさせていただきました。
もくじ
『家庭的雰囲気の下で、少人数を対象に保育を行う事業であり、市町村の認可を受けた家庭的保育事業者が行う 公的な保育です。保育所と同じように、毎日行われる保育です。』
定員は、1歳児が2名・2歳児が3名の5名ということで、一人一人に目が行き届き、子どもの成長、興味、ペースに合わせて、生活リズムを尊重した保育が行われています。
お邪魔した時には、小さなお子さま達が、元気に出迎えてくれて、可愛さにメロメロになってしまいました。
「子どもにとって、安心・安全な『もう一つのお家』と呼べるような少人数の保育をしたかったんです。」という 園長の波田英貴先生
「あたたかい声、優しい手、あらゆる優しくあたたかいものにふれること。そんな関わりの中で人を信じ、大好きになってほしいです。この関係は子どもの生涯にわたる人間関係の土台となります。
少人数を対象とするので一人ひとりの育ちの状況、興味・関心、体調に臨機応変に対応し、子どもの生活リズムを尊重した保育を行うことができるのが家庭的保育園の大きな利点です。
送迎の時にも保護者と多くの情報交換を行うことができ、安定的な子育て環境の支援につなげることができます。保護者と子育ての喜びを分かち合い、一緒に育児に悩んでいける家庭的な施設でありたいと願っています。」
と保育への熱い想いをお話してくれました。
「きみのいえ」には 、子どもたちが楽しく遊べるための 波田園長先生のステキな 工夫がいっぱい!
クライミングウォールは、1歳半を過ぎる頃から、つかみ登ることに何度も挑戦し始め、遊びながら握る力をつけていきます。2歳頃から手足のバランスを整えることができるようになります。
すべり台の角度も22度とこだわり、小さい子どもが程よいスピードですべることができます。50センチの高床はつかまり立ちの練習にもちょうどよい高さです。
木がもつ温かさを感じ、成長に合わせてつくり変えることもできる 園長先生の手作りの木製遊具。
たくさんの絵本。子ども達が楽しく安全に遊べるための工夫とアイデアに、大人の私の目も輝きました。
他にも戸外遊びに、森のほいくえんと呼ばれる自然教育活動を通じて、四季折々の自然を体験する外遊びもたくさん経験できます。
自然の恵みとたっぷりの愛情の中で、一人ひとりの「できた!」「みて!」に目を向ける 波田園長先生が理想とする保育がありました。
さて、新年度になり 初めての保育園で緊張しているお子さんや保護者さんに 何かアドバイスはありませんか?と聞いたところ・・・
「朝、お子さんを園に預けるときは、親としては心配で心配でしょうがない気もち。でもその気もちをどこかに追いやって、元気に『いってらっしゃい!』と送り出してあげてください。
なぜなら、一心同体のような親子です。親の心配や表情のわずかな変化もお子さんは敏感に感じとるものです。子どもの素晴らしさは気もちの切り替えの早さ。
ですから切り替えがスムーズにできる手立てとして、元気に『いってらっしゃい!』『いっぱいあそんでおいでね!』と送り出すこと。送り出すまでの時間が短ければ短いほど子どもの気もちの切り替えも早くできるはず。
そしてお迎えの時にはお子さんを『がんばったね!』と無条件に抱きしめてあげる。いちばん大好きな存在から抱きしめられることできっと明日への一歩が歩めるはず。」と心強いアドバイスをいただきましたよ。
江別市認可 家庭的保育施設「きみのいえ 家庭的保育園 」の見学などお問い合わせは、
電話 : 011-386-5041
e-mail : kiminoie@e-mail.jp
給食については、
子どもの体は食べたものでつくられています。食材はできる限り江別産の物、道産の物、国産の物を使用していきます。
保育料については、
江別市で決定された保育料を月初日に直接園に納入していただきます。
住所 : 江別市大麻新町9-11