世界三大スポーツの祭典ラグビーワールドカップ開催まで100日を切り、盛り上がりにも熱を帯びてきている中、「フィジー共和国・オーストラリア・北海道フィジー会交流会」が行われましたので、江別市民ブロガーズで取材させていただきました。
もくじ
アジア初開催となるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕は9月20日。札幌ドームで21日に行われる1次リーグ初戦は、オーストラリアとフィジー共和国が対戦します。
江別市は、オーストラリア代表の公認キャンプ地に選ばれており、ラグビーに親しみ、W杯を盛り上げ、オーストラリアとの親睦を深める交流会が市内にて行われたことがありました。
ラグビーワールドカップ2019 オーストラリア×江別市経済文化講演会・交流会【公認チームキャンプ地 北海道立野幌総合運動公園】
さらに江別市には、在江別(北海道)フィジー共和国名誉領事館があるため、名誉領事 清水誓幸氏は、
「フィジー共和国とオーストラリアの対戦のなんという巡り合わせ!幸運と思います。」と挨拶されていました。
駐日フィジー共和国大使館特命全権大使のイシケリ・ウルイナイライ・マタイトガ氏は、
「2020年、フィジーと日本は、外交関係50周年目を迎えることになります。まだ、フィジーを知らない、行ったことがないという人がいると思いますが、ぜひフィジーに来てください。きっとハッピーな気分で満たされるでしょう。ラグビーワールドカップを機会にフィジーと北海道の関係を深めていきたい。」とスピーチされました。
在札幌オーストラリア領事館 領事ロナルド・グリーン氏は、
「オーストラリアとフィジーは家族のような関係があり、人との交流、幅広く関係を深めていくという意味で、これからますます関係が強くなるように交流を深めたい。」とご自身がフィジーに観光に行かれて、楽しい時間を過ごしたお話などもされていました。
経済産業局からも「北海道スポーツ関連産業創出プラン」についての紹介があり、オーストラリアでは、ビールを片手に試合を応援する文化があるそうで、観戦に数千人のオーストラリア人が札幌を訪れることが予想されていますが、充分にビールを確保します!との楽しいお話もありました。
江別市 三好昇市長からは、
「平成28年12月にキャンプ地への名乗りを上げることを決めてから、本当に難しく大変でしたが、やってよかった。様々な交流事業を準備しています、スポーツでの交流を一つの手段として、経済・文化の交流をしていきたい」と「市民との交流事業について」の説明がありました。
私事ですが、一生に一度のこの機会を札幌ドームで観戦しようと、チケットは既に手配済・・・スピーチを聞いていると気持ちがどんどん盛り上がってきます。それなら観戦の時にはビールも飲まなくちゃ!と思いました。
せっかくの機会にラグビーを観てみたいけど・・・という方には、オーストラリアとフィジー共和国の試合を江別市内で応援できる場を調整中なのだとか。実現すると素敵ですね!!!
ラグビーワールドカップ2019 公認チームキャンプ地交流イベント
平成30年度に江別市が実施したイベントが紹介されています。
令和元年6月13日【オーストラリアの大学女子7人制ラグビーチームによる小学校訪問】江別第一小学校にて、アデレード大学女子ラグビー部Roma’sの17名が6年生児童約80人と交流しました。
令和元年6月20日、24日【北海道フットボール協会によるタグラグビーの市内小学校出前授業】
社会人ラグビーチーム北海道バーバリアンズのオーストラリア出身選手らが、タグラグビー出前授業を東野幌小学校で行います。
令和元年7月27日【北海道フットボール協会、スポーツクラブわくわくピースによるタグラグビー体験会】
都市と農村の交流センター「えみくる」にて、市内小児童(約80名)を対象にバーバリアンの選手によるタグラグビー体験会を開催します。
【オーストラリアの大学・高校とのラグビー交流】
令和元年8月27日ニューイングランド大学ラグビー部と酪農学園大など市内大学ラグビー部が野幌総合運動公園にて日豪ラグビー交流を行います。
令和元年9月23日クランブルックスクールラグビー部と立命館慶祥高校など市内高校ラグビー部が野幌総合運動公園にて日豪ラグビー交流を行います。
交流会には、フィジー、オーストラリア、札幌、江別の関係者 約40名の参加がありました。
お料理は、八剣山地域で収穫した無農薬・低農薬の野菜を主に使ったドイツ料理が、使い捨ての食器を使わずに可愛らしく盛りつけられていました。
何を食べても美味しく幸せでした〜♡
食べ残しのないようにと食事をすすめる声をかけていただいたり、自然にも人にも優しく配慮されたエコパーティーには、SDGsにも関心の高い清水さんらしい心遣いがあり、終始和やかで楽しく行われ、本当に素敵でした。
太平洋の真ん中(オーストラリアの上?)あたりに位置する300 以上の島からなる共和国。
美しい海、色鮮やかなサンゴ礁、緑豊かな熱帯のジャングル。大型リゾートが点在し、リゾート内でのアクティビティも豊富でハネムーナーにも人気です。
フィジーは、「WIN/Gallup International」が毎年発表している「純粋幸福度」調査において、2016年、2017年と2年連続で第1位となり「世界で最も幸せな国」に選ばれています。
気さくに写真撮影にも応じてくださったマタイトガ氏。
旅行者にも気軽に話しかけてくるというフィジー人のフレンドリーなおおらかさが幸せの秘訣かもしれません♪いつかフィジーにも行ってみたいなと思いました。