日本全国の公園ベンチマニアの皆さん、お待たせいたしました。
今回の記事は、結論から申しますと、たまたま見かけた文京台南町公園のベンチがとても格好良かったというお話です。
文京台南町公園は、札幌学院大学の横から食品加工研究センターの横の通りの近くまで伸びる細長い公園で、沢地を利用して作られています。端から端まで歩くと10分くらいはかかります。
沢地に降りていくと、時折、犬の散歩をさせる人がいる程度で、人の往来はほとんどありません。
子供の遊び場としては最高だと思うのですが、高齢化が進んだ住宅街では、ただただ静かな時間が漂い、遊具たちも少し寂しそうです。
そんな中、駐車場に隣接したエリアにちょっとお金持ってそうなヒゲを生やしたオシャレな老紳士が佇んでいました。
おお!彼が座っているベンチこそ、江別で最も格好イイベンチではないか?
私は、老紳士が立ち去るのを待ち、ワクワクしながらそのベンチに近寄りました。
どうですか?この赤いラインの美しさ♪
秋の深まりとともに色づく木々の美しさが、どことなく儚(はか)なげなのとは対照的に、このベンチは生意気な女優のように自己主張しています。
次に角度を変えて見てみましょう。
かなり生意気な後ろ姿ですね。
ちなみに周辺のベンチには屋根が無く、その待遇の違いからも、彼女のスター性がうかがえます。
当然、私には、座る勇気はなく、風に吹かれてハラハラ落ちる枯れ葉のように、その場を立ち去ったのでした。
【参考】
■ブログ「江別・野幌情報ナビ」
文京台南町公園の広場と散歩道
( 掲載日2014/12/28 、 更新日2015/04/25)
■文京台南町公園
江別市文京台南町62・63番地
31,264m2 1995年開設
公式情報 江別市公式サイト内