※2020年3月27 日と29日に投稿した記事にさらに加筆しました。
もくじ
安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言に踏み切る意向を固め、準備がされました。
【#新型コロナウイルス】新型インフルエンザ等対策特別措置法、緊急事態宣言について掲載しています。
緊急事態宣言が行われた場合、
・欧米におけるロックダウンのように都市が封鎖されますか?
・外出できなくなりますか?
等掲載しています。詳細はこちらから▼https://t.co/m0UbwymPKT pic.twitter.com/v9HmQxTayC
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) April 6, 2020
首相官邸のツイッターアカウントに緊急事態になった時は以下のようになると書かれていました。
緊急事態措置について(特措法45号)
①新型インフルエンザ等緊急事態宣言が行われた場合、欧米におけるロックダウンのように強制的に罰則を伴って都市が封鎖されますか?
→欧米におけるロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の閉鎖は生じません。特措法に基づき、都道府県知事により外出自粛要請、施設の使用制限に係る要請・指示・公表等が出来るようになります。②新型インフルエンザ等緊急事態宣言が出されると外出できなくなりますか?
→都道府県知事により外出自粛要請がなされた場合であっても、医療機関への通院、生活必需品の買い物、必要不可欠な職場への出勤、健康維持のためのジョギングなど生活の維持に必要な場合には外出できます。③新型インフルエンザ等緊急事態が起こると、どのような施設の使用がどのように制限されるようになりますか?
→都道府県知事は、施設について、一定規模以上の遊技場や遊興施設など多数の者が利用する施設に対して使用制限や催物の開催の制限等を要請することが出来るようになります。首相官邸Twitterより
3月28日 安倍総理が首相官邸での新型コロナウイルス対策についての50分以上にわたる記者会見で注意喚起をしました。↓下の首相官邸のツイッターアカウントから録画を見ることが出来ます。
— 首相官邸 (@kantei) March 28, 2020
会見では現在の日本の新型コロナの感染状況、今後の感染拡大防止対策案、感染拡大防止下の経済対策、東京オリンピックについてや感染拡大収束後の経済対策展望などについて述べていました。
会見の中で13分40秒後の部分に「感染的爆発が起こると欧米の例から試算すると2週間で30倍以上に拡大する」という部分がありました。日本が欧米のような新型コロナウイルス感染が拡大すると大変な事態です。
29日にアメリカのコロナ感染人口は12万人を超えて世界第一位(世界中の感染者数・死亡者などがここで確認出来ます World Ometor)。しかし29日、日本政府はまだアメリカを入国拒否国に追加していません。
米国を入国拒否追加へ - 政府調整、感染者急増でhttps://t.co/hi4Oo0Kl0k
— 共同通信公式 (@kyodo_official) March 28, 2020
日本国内の様子では、東京の感染拡大から逃れるために帰省を急ぐ人達が大勢いるとの報道もあります。
【東京の電車怖い 帰省する若者】https://t.co/6vH85oI097
新型コロナの都内での感染者が急増する中、帰省の予定を早めた人もいる。専門学校1年の生徒(19)は、家族から早く帰るよう促されたという。「東京では、電車の中がすごく怖かった」と振り返った。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 28, 2020
東京から北海道に帰って来た人もいるでしょう。「感染的爆発が起こると欧米の例から試算すると2週間で30倍以上に拡大する」のなら、もし今東京が感染拡大中で、感染拡大を許すならネットやテレビで見られる武漢・ヨーロッパ・アメリカのような状況に日本は2週間後の4月11日になるでしょう。3月28日の日本の感染者数累計は1453人です。
いま世界中でオーバーシュートが起こった地域で新型コロナウイルス感染で苦しんだり、亡くなったりしている人々をネットやテレビで見るだけでも胸が苦しくなります。それが江別市内・北海道内・日本国内で実際に起こったら胸が苦しくなるだけでは収まらないでしょう。
2020年3月26日、小池東京都知事は、東京都で感染者の数が爆発的に増えるオーバーシュートが起こる懸念があるが、都市封鎖(ロックダウン)は回避すると会見で述べていました。東京都の新型コロナウイルス感染者増加数は3月25日に41人、26日は47人、27日は40人、28日は64人、4月5日は143人と増え続けています。
オーバーシュートを避けるには「密閉」「密集」「密接」、この3つを避ける「No!3密」行動が、極めて重要という事です。
鈴木知事は3月19日に北海道の緊急事態宣言を終了しましたが、いまだ収束に向かっているとは言えず、国内外の状況を踏まえるといまだ感染拡大防止に向けて取り組んでいく必要があると述べています。
また、20日からは道民や事業者が一丸となって新型コロナウイルス感染症の克服に向け戦っていく新たなステージに移行したと述べています。SATY HOME SAVE LIVESというスローガンが世界的に使われています。
現在は欧米等、中国以外でのコロナ感染者が急増し世界的にも新たなステージに移行しています。試される大地、江別市・北海道内にこれ以上感染者が増えないよう、「2週間後の30倍以上の拡大」を回避するために、いままでしてきた私たちの新型コロナウイルス感染を防止する生活態度をさらに見直し、レベルアップしていきましょう。
江別市内でのコロナ関連のニュースをまとめたページがありますから参照ください。
北海道と東京の新型コロナウイルスの感染状況がわかりやすく整理されたウェブサイトがあります。ITエンジニアや学生など有志が集まり作ったそうです。ぜひ活用してください。北海道版は英語・中国語・台湾語・韓国語・タイ語・ベトナム語にも翻訳されていますから、(東京版は英語・中国語・台湾語・韓国語・やさしいにほんご)外国人のお友達・知人にお知らせください。