どうにもこうにも回鍋肉が食べたくて仕方がないことってありませんか?中華戦隊「回鍋肉調査員」は、そんな皆さまの代わりに美味しい回鍋肉を食べに行きます。
今回は、三番通り沿いにある中華料理屋さん「天山」にやってまいりました。
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場所は、札幌方面から3番通りと立体交差する道央自動車道を超えて、「湯の花」とか「チャイニーズキッチン味彩」をうらめしげに眺めつつ「たまゆら」の直前くらい左手にあります。
さて、店舗前に5台分ほどある駐車スペースに車を停めて、いざ潜入・・・と、おやおやどこから入れば良いのだろう?このドアかな・・・?ドアを開けるのに手間取っていると、自動で引き戸が空きました。なんと店主自ら出迎えてくれたのです。
この問題の引き戸ですが、元々は自動ドア。なので取っ手が無いのであります。それをこじ開けようかと力の加減を確かめているうちに、心配した店主が開けてくれたというわけです。
さて、土曜日のお昼時ですが、先客はありません。普段は営業回りのサラリーマンなどが主要な客層なのかもしれません。
私は「回鍋肉調査員」であるからして、迷わず「回鍋肉定食」といきたいところですが、メニュー表では、回鍋肉は単品メニューしかありません。そこで、店主に尋ねてみると、「回鍋肉定食できますよ。」とのこと。900円であります。
運ばれてきた回鍋肉定食は、ご覧のとおり。よく見かける回鍋肉は黒いタレと油に埋まっていることがありますが、ここの回鍋肉は素材のボリューム重視。
豚肉は肉厚のポッチャリタイプ。キャベツも食べやすい葉っぱの部分がたっぷり。生キャベツとトマトのサラダと、白菜の浅漬け、そして中華スープが付きます。
お味の方も、見た目どおり、甜麺醤風味はあるものの、それほど濃くなく、しかし塩味がしっかり効いているのでご飯が進みます。
おそらく口数が少ないであろう男性店主1人で切り盛りしているようですが、テレビが流れているので、マンツーマンでもそれほど気まずくありません。そうこうしているうちに、中年女性の一人客がお見えになって、メニュー表も見ずに「あんかけ焼きそばください」と。きっと、ご常連さんなのでしょう。
回鍋肉を食べた限りでは、もう少し繁盛していても良いのでは?とも思いましたが、入口ドアが開けられずに、営業していないと勘違いする人がいたり、看板が地味だったりして、ちょっと損をしているのかもしれませんね。
このブログをご覧いただいた方は、自動ドアが“手動”であることを事前に承知しているので戸惑うことはありませんね。土曜のお昼時に混雑しないお店でゆっくりお食事したい方には、おススメですよー。
今回も、大変美味しくいただきました。ごちそうさまでした~。
■天山
住所 江別市野幌美幸町24?4
電話 011-384-9324
営業時間 11:00~20:30
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