国道275号を札幌方面から江別方面へと進み、石狩川にかかる新石狩大橋を越えたところで左手側に進むと、「中津湖」という湖があります。
中島地区と篠津地区にまたがっていることから「中津湖」と平成に入ってから命名された湖です。
今回、中津湖の環境保全活動を行っている川づくり有志の会代表の桑原則男さんに中津湖について教えていただきました。
もくじ
中津湖は観光ガイドなどには乗らないような小さな湖ですが、5〜6kmのフットパスがあり、木々に囲まれた落ち着いた風景に、散歩するために車に乗って来る方もいらっしゃるのだとか。
フットパスコースは地元有志の方が維持整備をしているそうです。
中津湖は、釣り師が最後にいきつくとも言われる玄人の釣り「ヘラブナ釣り」のメッカでもあるそうです。
中津湖のヘラブナは野生化が進んでいて、野ベラと呼ばれ、特に引きが強く、釣り人に人気があるのだとか。
また、中津湖は湖畔が木々に覆われているため、夏場でも水温が上がりにくく、暑さに弱いヘラブナが夏でも活発に活動するそうです。
湖畔にパラソルを立ててヘラブナ釣りを楽しむ釣り人
北海道の魅力を発信している北海道ファンマガジンにも中津湖について詳しくレポートされています。
北海道ファンマガジンー北海道をディープに学ぶ・旅する観光メディアー
水辺やフットパスの環境を守るため、川づくり有志の会やヘラブナ釣りの愛好家団体、地元自治会が呼びかけを行い、清掃活動を行っています。
今年で17回目となる誰でも参加可能な清掃活動、隠れた名所の発見の傍らにご参加いかがでしょうか。
2016年の清掃活動の様子
6月9日(土曜日)午前9時
小雨決行、悪天候の場合は中止。ごみ袋は主催者で用意します。
桑原代表(川づくり有志の会)電話番号/090・9752・0350
中津湖入口駐車場
木製の看板が目印です。