国内唯一の旅専門有料チャンネルCS旅チャンネルにて全国放送中の「まるごと!北海道」#33 江別編が、11月17日(土)より、現在絶賛放送中です。江別編は約1カ月間集中放送され、最長5年間再放送を繰り返します。中国でも放送されます。
江別旅のテーマは、食・農・レンガ。旅人の手塚越子さんは、江別市美原にある株式会社輝楽里の藤城正興さんを訪ねて、江別の「農」についてのお話を聞いてきました。
もくじ
北海道江別市美原の大地で7戸の元気な農家がひとつの家族になりました。
「農業」というかたちにとらわれない自由なスタイルで、新しい農業経営に取り組みます。
みんなで力と心を合わせてつくっている会社なんですね。その様子を表しているような看板が、とてもステキです。
「地域で一番質の高い企業を目指しています」と熱い想いと、高い志を持つ藤城さん。
背中の「MIHARA WAKASHU」のカッコいいロゴが気になります。ミハラワカシュウって何でしょうか?
江別市美原地区の若手生産者が「この地域を若い力で盛り上げていこう」と、草刈りなどを率先して行ったり、農業体験、美原祭りなどのイベントに参加したりと活動しているのが「美原若衆」。なんと頼もしいのでしょう!
黄金色の稲穂が眩しく風に揺れる中、大地の力と人の力で、私たちの食は支えられているのだなと、話しを聞きながら、私も胸が熱くなるものがありました。
ハルユタカは、パンや麺にすると、もちもちとした食感が美味しく、全国から注文がある人気の品種ですが、生産が難しく、収量が少ないため「幻の小麦」と言われています。
本来「春まき」で栽培するハルユタカを、江別では「初冬まき栽培」にすることで安定した収量・品質を確保することに成功し、ハルユタカの全道生産量の大半が江別産となっているそうです。
輝楽里で育てたハルユタカは、手作り無添加の「麦味噌」にもなっていますよ。
輝楽里では、農畜産物の生産の他にも育てた農畜産物を原料として使用し、加工するのことも行なっています。我が家でも輝楽里のてるちゃん味噌を愛用しています。
CS番組では、採れたてのセロリに麦味噌をつけて、生でそのまま美味しそうに食べていた越子さんと藤城さん。
北海道では、あまり馴染みのない麦味噌ですが、九州地方ではポピュラーだそうですね。麦味噌の特徴としては、米麹味噌に比べて塩分が低く、甘めで香りが豊かだそうです。
「炒め物や田楽に使ってもらえるといい なと思って」と作ってみたとのこと。
麦味噌に付いているレシピブックで紹介されている「麦味噌かつお」もおススメです。
麦味噌にみりんを混ぜて、柔らかくなったところにかつお節を混ぜて出来あがり。おにぎりの具に美味しいですよ。
さて、輝楽里さんのお味噌がほしくなったら「農家の母さん土曜市」へ、ぜひどうぞ。
ケチャップ、チーズ、味噌、漬物、お菓子などの農家のかあさんたちの心のこもった手作り品を販売する毎年楽しみな冬のイベントです。
全6回の開催のうち、3回来場しスタンプを集めると、最終日平成31年3月9日(土)10時頃から実施される抽選会に参加することもできますよ!
国内唯一の旅専門有料チャンネルCS旅チャンネルにて全国放送中の30分番組「まるごと!北海道」は、毎回ひとつのマチ、エリアを訪れ、心に沁みる風景、他ではできない体験、歴史・文化、ご当地グルメ、地元の人との出会いと触れ合いなど、これまでの旅番組にはない北海道各地の魅力を「まるごと」紹介する番組です。
旅人は、HBCラジオ「ナルミッツ!!!」やネット番組で人気のイラストレーターの手塚越子さん。
旅の終わりには、出会った人たちの笑顔、琴線に触れた風景や美味などを1枚のイラストにしたためます。
住所・〒067-0056 北海道江別市美原225
TEL・011-384-7146
FAX・011-807-0831
営業時間 9:00~18:00